北米

2026.05.07 12:00

87%の米国民、トランプによる「イエスの冒涜」を非難──平和を呼びかける教皇に好意的な反応

Tom Williams/CQ-Roll Call, Inc

トランプとレオ14世の応酬は継続

トランプとレオ14世は今週、再び言葉の応酬を繰り広げた。トランプは、レオ14世がイランの核兵器保有を「容認している」と改めて主張し、それが「カトリック教徒や多くの人々を危険にさらしている」と述べた。一方のレオ14世は5日夜、記者団に対し、教会は長年にわたって「あらゆる核兵器に反対してきた」と述べ、「私が福音を宣べ伝えることを批判したい者がいるならば、真実に基づいてそうすべきだ」と反論した。

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レオ14世がイラン攻撃に対する世界で最も著名な批判者の1人となるにつれ、トランプは彼への攻撃を繰り返している。4月のトゥルース・ソーシャルへの投稿では教皇を「犯罪に弱腰で、外交政策においても最悪だ」と罵り、「極左に迎合している」と非難した。一方のレオ14世は繰り返し平和を呼びかけるとともに、戦争の正当化に宗教を利用する世界の指導者たちを批判している。レオ14世は4月、トランプとの論争は「自分の関心事ではない」とし、自身の発言はトランプ個人への攻撃ではなく、実際には平和を求める広範な呼びかけであると説明した。

カトリック教徒であるJ・D・バンス副大統領は、レオ14世に対し、神学上の問題について発言する際は「慎重になるべきだ」と警告した。これに対し、米カトリック司教協議会はレオ14世を擁護し、反戦を訴える教皇の発言は、「単に神学上の個人的意見を述べているのではない」と述べた。加えて、教皇はカトリックの教えを守り、「全教会の最高聖職者」として発言しているのだとも主張している。

ワシントンとバチカンの緊張関係は1月にまで遡る。フリー・プレスの報道によると、国防総省の当局者は当時、国際情勢において米国の立場を支持するよう教会に迫り、かつてのフランスが教皇を失脚させて教会を支配した「アビニョン捕囚」を引き合いに出したという。一方、国防総省の報道官はこの会談が緊迫したものであったことを否定し、フリー・プレスの報道は「甚だしく誇張され、歪曲されている」と批判した。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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