北米

2026.05.07 08:30

トランプがイランとの和平を示唆直後、米軍がイランの石油タンカーに発砲

Anna Moneymaker/Getty Images

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編注:米国版記事は追記・編集が適宜行われており、掲載した日本版と内容が異なる可能性があります。

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米軍は米国時間5月6日、イランの港へ向かっていたイラン籍の石油タンカーに戦闘機が発砲し、航行不能にしたと発表した。ドナルド・トランプ大統領がホルムズ海峡の再開と進行中の紛争終結に向けた和平提案を支持する姿勢を示したにもかかわらず、海峡の封鎖は続いている。

米中央軍によると、米海軍の戦闘機がオマーン湾でイラン船籍の石油タンカー「M/Tハスナ(M/T Hasna)」に複数回発砲した。同軍はイランの港湾封鎖が「完全に継続中」であると付け加えた。

今回の攻撃は、トランプが米国側による和平提案を支持するかのような発言をした後に行われた。トランプは5月6日朝、投稿の中で、「イランがすでに合意された内容に従うことに同意すれば」、エピック・フューリー(壮絶な怒り)作戦は終了すると記していた。

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彼はまた、もしこの合意が成立すれば、ホルムズ海峡は「すべての人に開放」され、イランの港湾に対する封鎖も解除されると述べている。

その一方でトランプは、もし合意が成立しなければ停戦は終了し、イランへの爆撃を以前よりも「はるかに高いレベルと強度」で再開すると警告した。

アクシオスが最初に報じ、後に複数のメディアも続いて報じた1ページの和平合意案によると、この提案はホルムズ海峡の再開と引き換えに、イランに対して核物質の濃縮停止を強いるものだという。

イラン議会国家安全保障委員会のエブラヒム・レザエイ報道官はSNSへの投稿で、アクシオスの報じた和平合意案は「現実というよりは米国のウィッシュリストに近い」と述べ、米国が「直接交渉で得られなかったものを、敗色濃厚な戦争を通じて得ることはないだろう」と主張した。

トランプの投稿は、中国の王毅外相がイランのアッバス・アラグチ外相と北京で会談し、即時かつ完全な停戦を呼びかけてから、数時間後に行われた。

和平合意案の内容

アクシオスとブルームバーグは匿名の米国政府高官の言葉を引用し、双方が終戦と核協議の拡大に向けた1ページの基本合意書の締結に動いていると報じた。アクシオスの報道によれば、この合意内容には、イランによる核濃縮の停止、米国による制裁解除、および米国による資産凍結の解除が含まれている。トランプが言及した通り、双方がこの合意に達すればホルムズ海峡は完全に再開されることになる。なお、ブルームバーグの報道には、米国はイランから48時間以内に回答を受け取ることを期待しているとの情報もある。

トランプによる投稿の直後、国際原油指標の北海ブレント先物は、同日高値に近い1バレルあたり約108ドルから約100ドルまで急落した後、約103.60ドルで落ち着いた。株式市場もこれに好意的に反応し、ダウ先物は0.75%高の4万9788ドル、S&P500先物は0.73%高の7340.75ポイントをつけた。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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