リーダーシップ

2026.05.11 12:30

高報酬でも「不幸なリーダー」の現実、調査が明かす孤独とストレスの正体

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リーダーシップは深い充足感をもたらすが、課題が伴わないわけではない。ギャラップのレポート「2026年版グローバル職場環境調査(State of the Global Workplace)」はそれを裏づける。リーダーはワーク・エンゲージメントと人生満足度において、他のすべての層を上回っているのだ。

リーダーは自身の将来に楽観的であり、組織の指標上は成功を収めている。しかし、リーダーが自分の人生をどう評価しているかと、実際にどう生きているかの間には乖離がある。ほとんどの組織は、この乖離に気づいていない。

リーダーシップを裏づける数字

非管理職と比べると、リーダーはストレス、怒り、悲しみ、孤独感が強いと答える割合がそれぞれ7、12、11、10ポイント高い。また、管理している相手に比べて「よく笑った/大いに笑った」と答える可能性も低い。

リーダーシップには、多くの場合パラドックスが伴う。最大の権限、最も高い報酬、組織内で最も大きい影響力を持つ人ほど、数段下の階層にいる人々よりも、日々の素朴な喜びや基本的なポジティブな感情体験が少ない傾向にあるのだ。

多くのリーダーにとって、人生は遠目には報われているが、近づいて見ると厳しい。責任が重くのしかかる。ただし、考慮すべき要因はそれだけではない。

リーダーシップに潜む「見えない税」

責任が増すという明白な大局的要因に加え、ギャラップはこのパラドックスの主因として2つを挙げる。社会的距離と、重大な意思決定の負担だ。

高い地位に上り詰めるほど、周囲の人々から切り離されていく。リーダーは、他者やその家族の生計、キャリア、将来を直接左右する判断を、日常的に下さなければならない。

リーダーシップは、リーダーを過酷なプレッシャー下に置く。深い孤独を伴うことも少なくない。個人的なことにせよ意思決定に関することにせよ、小さな悪化であっても増幅し、すぐに広がる。

権限は意図せず距離を生む。仲間が部下へと変わる。率直な会話が減る。リーダーが聞きたい言葉を口にする人が増える。その圧力を理解できる人の輪は小さくなる。ギャラップは、リーダーにとってこの状況を変える重要な要素が1つあると指摘する。

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