ヘルスケア

2026.05.11 10:45

ロート製薬の14万人解析で見えた「デジタル疲れ目」の実態 目元の肌は気になるが「目年齢」は放置 

AdobeStock(写真はイメージです)

疲れ目なのに気づいていない人も

解析では、体験者の平均疲れ目スコアは64点となった。60点以上の人が6割を超え、80点以上の重度疲れ目層も4割を占めた。また、疲れ目スコアが80点以上の人のうち、約25%は自覚症状がなかったという。本人は問題ないと感じていても、実際には目に負担が蓄積している「無自覚疲れ目」の存在も示唆された。

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肌は若くても目で年齢差が出ている

今回の解析では、「目年齢」と「肌年齢」の関係も調査された。その結果、目年齢と肌スコアには相関が見られた一方で、「肌スコアは若いのに、目年齢は高い」という人が4割を超えた。この層では、日中の眠気を感じている割合や、デジタルデバイスの視聴時間が長い割合が高かったという。

また、肌スコアの個別項目では、「目袋」や「シワ」が目年齢と相関していた。

大阪ヘルスケアパビリオン「ミライのアイケア」共同開発者で、InnoJin株式会社代表の猪俣武範氏は「パンデミック以降、デジタル眼精疲労(DES)が増えている中、今回の14万人規模の解析は学術的にも大きな意義がある」とコメント。画面への集中による“まばたき回数の減少”が目の乾きなどにつながっている可能性に触れた上で、「目年齢」という指標によって、目の健康を“自分ごと化”するきっかけになることに期待を寄せた。

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肌年齢は鏡で見えるため意識しやすい。だが、目年齢は自分でも他人でも変化に気づきにくいため、疲れや負担が慢性化していても放置されやすいのかもしれない。今回のデータでは、肌が若くても目年齢が高い人が4割を占めた。スキンケアだけでは見えない「目の酷使」が、目周りの印象や日中のコンディションに影響している可能性もありそうだ。

プレスリリース

文=福島はるみ

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