都心に住んでいない限り移動手段として欠かせないクルマ。その入手方法といえば、現金一括かオートローンが主流だが、ライフスタイルの多様化に伴い、近年では「所有」から「利用」へと意識が変化し、月々定額で新車に乗れるカーリースや、使うときだけ借りるカーシェアリングサービスの存在感が増している。クルマという高額な資産をどう手に入れるべきか、カーリース専門メディアを運営するナイルが「車の入手方法やカーリースに対する意識について」調査している。
それによると、直近1年以内に車を手に入れた人の入手方法は「一括購入」が45.0%で最多となり、次いで「ローン購入」が31.5%であった。依然として購入による所有が全体の76.5%と大半を占めるものの、「カーリース」を選択した人も13.7%おり、約7人に1人がこの新しい形態を選んでいる。

そもそもカーリースという仕組みの認知度は、車を手に入れた層では73.7%に達しており、約4人に3人が選択肢の一つとして認識している。性別で見ると、男性の認知率が77.3%と女性の69.3%を上回っており、情報感度の高い層を中心に理解が広がっているようだ。

カーリースを認知している人のうち、実際に導入を検討した割合は62.9%にのぼる。この検討者のうち、最終的に約3割が契約に至っており、カーリースが単なる興味の対象ではなく、現実的な選択肢として機能していることがうかがえる。

実際に契約した理由として挙げられるのは、家計管理の簡便さと初期コストの低さだ。頭金や登録諸費用といったまとまった資金を必要とせず、車検や税金、メンテナンス費用が月々の料金に含まれている点は、大きな魅力となっている。予期せぬ支出を抑え、月々の支払額を固定化できるメリットは、計画的な資産運用を重視する層に評価されている。



