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2026.05.12 14:15

アマゾン欧州社員が語るヨーロッパの魅力、「人生を楽しむため」の海外就職

左上:青山怜史氏、右上:金夛陽彦氏、下:竹崎孝ニ(筆者)

自己紹介と現在の仕事

竹崎(筆者): 今日はお集まりいただきありがとうございます。まずは自己紹介を兼ねて、現在の仕事内容を教えていただけますか。

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青山: 2020年にAmazonに入社し、3年間はAudibleにおける日本市場担当でした。

2023年の組織変更以降、グローバル向けの仕事をするように。上司はロンドン、自分の部下の大半がベルリンという状況となり、1年半前にロンドンオフィスに転籍。同じ仕事のままオフィスのみ変わるという、珍しいケースです。

金夛: 金夛です。Amazonには2020年に入社し6年目です。最初はプライベートブランドを日本で立ち上げるプロダクトマネージャーから始まり、途中からサプライチェーンに移りました。昨年からロンドンで、欧州5カ国のホーム・キッチン系プライベートブランドのサプライチェーンを見ています。

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竹崎:僕は、もともと国家公務員を6年間やっており、辞めてアメリカでMBAを取得しました。そこから海外、特にアメリカみたいな合理的な国で働くのがすごく面白いなと感じたので、卒業後アメリカで働きました。

その時にAmazonが取引先だったので、Amazonで働くというところに興味を持ちました。最初にAmazon本社を直接受けていました。なかなか受からなかったので、一旦Amazon Japanに入りました。1年半くらい働いて、その後米国本社に転籍できました。

その後、家族の都合で日本に戻った後、2年くらい前に相方がフランスで仕事をすることになりました。家族と一緒に暮らせるように、Amazon 欧州に転籍しました。

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組織変更がもたらしたチャンス

竹崎: 青山さんは組織構造が変わった結果として日本からイギリスに移られたという点が興味深かったです。

青山: 元々海外で働く、暮らす夢がありました。所属するAudibleはAmazon内でも小規模な組織です。日本市場担当時も、APACやグローバルの一員として働く機会に恵まれていました。
組織変更後、ロンドンの上司とベルリンの部下に挟まれる立場となり、「このロールは東京オフィスである必要はない」と上司が言ってくれて、転籍の話が動き出しました。

竹崎: 海外に行きたいという希望は、もともと伝えていたという感じですか?

青山: そうですね。入社時から「将来的には海外に行きたい」と伝えていました。何人かの意思決定者が知っていたので、組織変更を契機に機会に恵まれました。自分の希望を声に出し、周りが知っている状態にしておくことは、チャンスに恵まれるための前提条件だと思います。

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文=竹崎孝二

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