ビジネス

2026.05.12 14:15

アマゾン欧州社員が語るヨーロッパの魅力、「人生を楽しむため」の海外就職

左上:青山怜史氏、右上:金夛陽彦氏、下:竹崎孝ニ(筆者)

左上:青山怜史氏、右上:金夛陽彦氏、下:竹崎孝ニ(筆者)

グローバル企業Amazonの欧州拠点で働き始めて約1年。米国本社での経験も踏まえると、欧州は日本人にとって意外な「働きやすさ」があることに気づきました。

「新卒でアマゾン、からの英国転籍」も。 世界・欧州で働く日本人アマゾニアンたち」 に続き、ここでは現役Amazonの海外駐在社員たちに「海外で働く」ことについて聞きました。

「海外で働く」と聞いて、あなたはどこを思い浮かべますか?

多くの日本人ビジネスパーソンにとって、海外就職といえばアメリカやアジアが定番でした。しかし今、欧州という選択肢が、意外なほど日本人に適していることが分かってきています。

欧州が日本人に向いている3つの理由:

・多文化共生社会で、非英語ネイティブの比率が高いため、英語のアクセントへ寛容である

・コミュニケーションや信頼関係の築き方など日本式を活かせる部分が多く、日本人の協調性などへの「信頼資本」もある

・ワークライフバランスが充実し、生活の質が高い

「キャリアのため」だけじゃない─人生を楽しむための海外就職

今回お話を伺った純ジャパ3名は、それぞれ異なる経緯で欧州へ。組織変更をきっかけにロンドンへ移った青山。40代で「人生を楽しみたい」と決意した金夛。そして家族と共に暮らすためフランスへ転籍した竹崎。

共通するのは、「声を出し続けること」と「強みにフォーカスすること」

帰国子女でもなく、留学経験もない。それでも欧州で活躍できる理由は何か。AIがもたらす日本人へのチャンスとは。スキルドワーカービザのリアルなリスクとは。

この対談では、教科書には載っていない、リアルな海外就職の姿をお届けします。Amazonに限らず、欧州への転職・移住を目指している方、グローバルな視点・思考法に触れたい方々の参考になれば幸いです。

メンバー紹介

・青山怜史(あおやま・さとし)氏(以下、青山)
Marketing Director, Audible, Amazon

DeNAでのプロダクトマネージャー業務、博報堂コンサルティングでのブランド・マーケティング戦略立案、ウォルマート(西友)でのデータ分析およびCRM業務を経て、アマゾンへ参画 。Audible事業において、日本市場のチャーンレート改善や収益管理を統括した後、ロンドンへ異動 。現在はマーケティングディレクターとして、日本を含むグローバルの各市場への既存顧客向けマーケティングに従事 。

2011年東京大学経済学部卒業 。

・金夛陽彦(かねた・はるひこ)氏(以下、金夛)
Senior Supply Chain Manager, Amazon(EU Private Brands)

NTTドコモやNTTコミュニケーションズにて、Wi-FiサービスやLINEモバイルの立ち上げなど、12年以上にわたりプロダクトマネジメントや事業開発を経験 。その後アマゾンジャパンにて、プライベートブランドの売上成長や在庫最適化を主導し、欠品率の改善や物流コストの20%削減を実現 。現在はロンドンに拠点を置き、欧州全域のプライベートブランド(ホーム・キッチン・DIY等)におけるサプライチェーン・オペレーションを統括している 。

2006年青山学院大学大学院(MOT)修了 。

※なお、本コラムは全て、発言者の個人的見解であり、いかなる所属組織とも無関係です。

次ページ > 自己紹介と現在の仕事

文=竹崎孝二

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事