宇宙

2026.04.30 10:30

2026年5月は「満月が2回」 フラワームーンともう1つ、その特徴と観望ガイド

ギリシャ・スニオン岬にあるポセイドン神殿の上に昇る5月の満月「フラワームーン」。2025年5月12日撮影(Milos Bicanski/Getty Images)

満月が大きく見えるのはなぜ?

月の出のタイミングは「月の錯視(moon illusion)」と呼ばれる現象を体感できるまたとないチャンスである。地平線の近くにある月が、中天にあるときよりも劇的に大きく見える錯覚現象だ。

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これは人間の脳が、周辺の建物や樹木、山などと月を比較してしまうために生じるといわれている。月の実際の大きさは変わらないが、低空に位置するほど大きく感じられるのだ。米航空宇宙局(NASA)によると、なぜこれほどはっきりと大きさが違って見えるのかについて納得のいく科学的説明はまだ得られていない。

米首都ワシントンに昇るスーパームーン。2017年12月3日撮影(NASA/Bill Ingalls)
米首都ワシントンに昇るスーパームーン。2017年12月3日撮影(NASA/Bill Ingalls)

2026年は満月が13回ある

フラワームーンは今年5つめの満月だ。その次の満月は5月31日に昇る。1カ月間に満月が2回ある場合、2つめの満月のことを「ブルームーン」と呼ぶ。

地球が太陽の周りを公転するのにかかる時間に基づく1年(太陽年)は約365.24日だが、月の満ち欠けに基づく1年(太陰年)は約354日と短いため、通常は毎月1回の満月が、1年間に13回訪れる場合がある。2026年はこれに該当し、13回の満月の中には、3月の「ブラッドムーン」と呼ばれる皆既月食など見応えのあるものが幾つかある。11月と12月の満月はスーパームーンとなり、特に後者はクリスマスイブの24日に、今年最も地球に近いスーパームーンが昇ってくる。

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forbes.com原文

翻訳・編集=荻原藤緒

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