Spotify(スポティファイ)株が、米国時間4月28日早朝に最大12%下落した。業界最大手のストリーミングサービスである同社の決算では、2026年最初の数カ月で加入者を増やし売上高も押し上げたにもかかわらず、第2四半期の見通しが市場予想を下回った。
米東部時間4月28日午前9時時点の時間外取引でSpotify株は10%超下落している。同社が第1四半期決算を発表した後、株価は最大12%下落した。
営業利益見通し約1172億円で市場予想割れ、株価年初来約15%安
Spotifyは、2026年第2四半期の営業利益を6億3000万ユーロ(約1172億円。1ユーロ=186円換算)と予想したが、これは市場予想を下回った。ロイターによると、市場予想は6億8400万ユーロ(約1272億円)だった。
同ストリーミングサービスは、2026年第2四半期末時点の有料加入者数が2億9900万人になるとの見通しを示した。ロイターによると、これは市場予想の約3億200万人を下回る。
Spotify株は年初来下落基調にあり、4月27日の終値時点で約15%値を下げていた。
第1四半期業績は、有料加入者2億9300万人・売上高約8426億円
Spotifyは2026年第1四半期の有料加入者数が2億9300万人だったと発表した。これは前四半期比1%増、前年同期比9%増となる。月間アクティブユーザー(MAU)は前年同期比12%増の7億6100万人、売上高は前年同期比8%増の45億3000万ユーロ(約8426億円)だった。
ロイターによると、売上高は市場予想と一致し、営業利益は7億1500万ユーロ(約1330億円)で予想を上回った。Spotifyのアレックス・ノルストローム共同CEOは声明で、同社は「目標としていた加入者増を達成し、既存ユーザー、復帰ユーザー、新規ユーザーのいずれからも健全なエンゲージメントが見られた」と述べた。



