小山:昔のテレビって本当に面白かった。
山口:みんながそこに集うお茶の間文化ですよね。テレビに私は夢をいただいたから、いまもその力を信じています。
小山:僕、いま、生放送のテレビ番組をやってみたくて。例えば元旦特番。谷川俊太郎さんの「朝のリレー」ではないですが、世界の年明けを順に繋いで、「私たちの希望」を各国の皆さんに語ってもらう。「景気が良くなってほしい」というところもあれば、「雨が降ってほしい」「疫病がなくなってほしい」とか。それで観ている人の心がひとつになり、どこかに寄付しようという気持ちも自然と生まれるのではないかなと。
山口:それこそ薫堂さんの使命ですね!「地球という星の一員」という意識が芽生える番組を、ぜひお願いします。
今月の一皿
スペイン料理「acá」(東京・日本橋)の「小肌のボカディージョ」。ビネガーで締めた小肌と紫蘇がマッチした逸品。

blank

都内某所、50人限定の会員制ビストロ「blank」。筆者にとっては「緩いジェントルマンズクラブ」のような、気が置けない仲間と集まる秘密基地。
山口智子◎1964年生まれ。1988年NHK連続テレビ小説で俳優の道へ。世界の音楽文化を巡り映像ライブラリーに収めるプロジェクト「LISTEN.」を発信。
小山薫堂◎1964年、熊本県生まれ。京都芸術大学副学長。放送作家・脚本家として『世界遺産』『料理の鉄人』『おくりびと』などを手がける。熊本県や京都市など地方創生の企画にも携わり、2025年大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサーを務めた。


