マイクロソフトとOpenAIは米国時間4月27日、双方に利益をもたらしてきた独占的パートナーシップと収益分配契約の終了を発表した。この提携により、マイクロソフトは人工知能(AI)分野の先駆者としてのイメージを確立し、OpenAIは重要なリソースとコンピューティング能力の供給を受けてきた。
OpenAIはライセンス自由化、マイクロソフトは収益分配義務を解消
新たな合意の一環として、OpenAIは自社のモデルおよび製品を、グーグルやアマゾンといったマイクロソフトの競合を含む、あらゆるサードパーティおよびクラウドにライセンス提供できるようになる。
その見返りとして、マイクロソフトは自社のAI収益の一部をOpenAIと分配する必要がなくなる。また、OpenAIがマイクロソフトに対して負う支払いは無期限に続くのではなく、一定の上限が設けられることになる。
ChatGPTを開発するOpenAIは2025年10月、営利部門を再編して利益上限を撤廃するとともに、マイクロソフトに同社事業の27%の出資比率を付与する商業条件を発表していた。今回の新たな合意は、その条件を後退させる内容となっている。
マイクロソフト株は4月27日の早朝取引で約1%下落した。



