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2026.04.24 09:30

米海軍が石油タンカーを新たに拿捕、イランは「通行料の着金」を発表

U.S. Navy via Getty Images

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米国防総省は現地時間4月23日、インド洋でイラン産原油を輸送していたタンカー1隻を拿捕したと発表した。一方、米国の封鎖措置を公然と無視するイラン政府は、ホルムズ海峡を通過する船舶から徴収した通行料が初めて着金したと発表している。

国防総省がXに投稿した声明によると、米海軍は「インド洋でイラン産原油を輸送していた」無国籍船、「M/TマジェスティックX」を拿捕した。

この措置はインド太平洋軍によって実施された。声明には、「どこであろうとも、イランに物的支援を提供する船舶」を引き続き標的にすると付け加えられている。

イラン、徴収した通行料の着金を発表

BBCの翻訳によると、イランのハミドレザ・ハジババエイ国会副議長は、準政府系のタスニム通信に対し、ホルムズ海峡を通過する船舶から徴収した最初の通行料がイラン・イスラム共和国中央銀行の口座に入金されたと語った。

タスニム通信は別の議員の言葉を引用し、この議員も「信頼できる情報筋」から同様の報告を受けたと報じた。さらに、通行料は船舶の種類、規模、積載量によって異なるとも付け加えている。

この議員はまた、徴収されたすべての通行料が単一の口座に集約されており、その使途については後日決定される予定であるとも述べた。

これらの通行料がどのような手段で徴収されたのかは不明だが、フィナンシャル・タイムズは以前、イラン側が支払いを暗号資産で行うよう要求していると報じていた。

トランプ、「通行料を支払った船舶を探し出し、通航を阻止」

先週、ドナルド・トランプ大統領はホルムズ海峡を通過するイラン船舶の通航を阻止すると発表した。その際トランプは、この封鎖措置は通行料の支払いに同意したいかなる船舶にも適用されると言及している。「私はまた、公海においてイランに通行料を支払ったすべての船舶を探し出し、通航を阻止するよう海軍に指示した。違法な通行料を支払う者に、公海上の安全な航行は保障されない」。

フィナンシャル・タイムズは4月初め、イランがホルムズ海峡を通過するすべての石油タンカーに対し、暗号資産による支払いを要求する方針であると報じた。イラン石油・ガス・石油化​学製品輸出業者組合の報道官によれば、通行料は石油1バレルあたり1ドルになるという。この報道の数週間前、イランの駐インド大使館の公式Xアカウントは、同海峡を通過した船舶に対して200万ドル(約3億円)の料金を請求したとする報道を否定していた

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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