理不尽な戦争に地震と、世も末だと感じざるを得ない昨今だが、そろそろ就職の準備を始める大学3年生の若者たちは、将来をどう考えているのだろうか。こんな世の中に投げ出される彼らが気の毒に感じられるが、なかなかどうして、若い力は輝いていた。
スカウト型就職情報サイト「RE就活キャンパス」などを運営する学情は、同サイトの訪問者576人を対象に、社会観および努力観に関するアンケート調査を行った。まず、この社会は「努力すれば報われる社会」だと思うかを尋ねた。すると、「そう思う」、「どちらかといえばそう思う」があわせて約57パーセントと半数を超えた。

その一方で、10年後の日本社会が「悪くなる」と考える学生は58パーセントと、これも過半数となった。「どんな仕事を選べばよいのかわからない」、「就職できるかだけでなく、その先のキャリアが見えない」など、将来への不安は大きい。

しかし同時に、「不安なこと、わからないことが今はたくさんあるが、将来生きていくために必要なことであるため一生懸命に頑張ろうという気持ちはある」、「自分のやりたいことを早く見つけて、それに向かって努力したい」と前向きな意見も聞かれた。とても勇気づけられる。
彼らの努力に「報いる」のは大人の役割だ。社会は我々自身が作るもの。大人が絶望していては始まらない。若い希望を潰すことだけは避けたいものだ。



