トランプは強硬な姿勢を一変し、停戦の無期限延長を発表
封鎖措置の成果を誇示するこのトランプの投稿は、停戦の無期限延長の発表からわずか数時間後に行われた。彼は以前、停戦延長は「極めて可能性が低い」とし、早期に合意に至らなければ爆撃を再開すると強硬な姿勢を見せていたが、その態度を一変させていた。トランプは、パキスタンのアシム・ムニール陸軍参謀長とシャバズ・シャリフ首相からの要請を受けて延長に同意したと説明している。
また、「イラン政府は深刻に分裂している」と記し、「イランの指導者や代表者たちが統一された提案を提示できるようになるまで」同国への攻撃を控えるよう求められたとしている。一方で、イランの港に対する封鎖は今後も継続されることを強調した。
トランプによる停戦発表の後、スコット・ベッセント財務長官はXへの投稿で、米国の封鎖の結果として「数日のうちにカーグ島の貯蔵施設は満杯になり、脆弱なイランの油井は閉鎖に追い込まれるだろう」と述べた。また、封鎖の狙いはイラン政権の「主要な収入源」を断つことにあると主張している。
さらに、「米財務省はエコノミック・フューリー(経済的怒り)を通じて最大限の圧力をかけ続け、イラン政府の資金源を制限し、資金移動の能力を組織的に低下させていく。秘密裏の貿易や金融取引を通じてこれらの流れを助長するいかなる人物や船舶も、米国の制裁対象となるリスクを負う」とも述べている。
イランの主要指導者であるモハンマドバゲル・ガリバフ国会議長の上級顧問を務めるマフディ・モハマディは、トランプが発表した停戦延長について、「敗北した側が条件を指図することはできない」ことから、その発表は何の意味も持たないと投稿した。彼はさらに、米国による封鎖の継続は「爆撃と何ら変わりはない」とし、したがって「軍事的な対応」が必要であると付け加えた。また、トランプによる停戦延長は「奇襲攻撃のための時間稼ぎ」であるとも主張している。


