3月から4月にかけて、職場環境の変化によるストレスが溜まり、5月に倦怠感などの心因性の症状が現れる。これがいわゆる「五月病」だ。これを放っておくと、メンタル不調が改善されるどころか、ますます深刻化してしまう。そのピークは秋。
ヘルスケアアプリ「HELPO」(へルポ)を運営するヘルスケアテクノロジーズは、2025年5月に寄せられた健康医療相談データの分析を行った。そこから、1年を通したメンタル不調のパターンが見えてきた。

分析により、2025年は、異動や転職などの環境変化にともなうストレスが、3〜5月に高まることがわかった。この時期、1カ月あたりの環境変化に関連する相談件数は、12月の6〜7倍にのぼる。

その年のメンタル不調全般の相談件数は、10月がもっとも多く、続いて9月、5月となった。これがメンタル不調の深刻なパターンを表している。3月から強まる環境変化によるストレスが、5月には身体症状が出始める。そのままにしておくと9〜10月には耐えきれないまでに悪化してしまうという流れだ。
ヘルスケアテクノロジーズ所属の加藤卓浩医師は、環境変化によるストレスが睡眠の質の低下を招き、それがやがて頭痛や倦怠感といった身体の不調を引き起こすと話している。寝付きの悪さや中途覚醒、日中の不調が週に3日以上ある場合は要注意ということだ。



