起業家

2026.04.22 12:15

次世代の起業家7人がピッチ 自動運転トラックとバーチャル内視鏡が受賞|RISING STAR AWARD 2026

ピッチイベントに登場した起業家は次のとおり。(敬称略)

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RISING STAR AWARD 2026

ロボトラック 羽賀雄介

大型トラックに特化した自動運転システムを開発。独自のAIアルゴリズムと冗長化構成により、レベル4相当の長距離幹線輸送実現を目指す。「物流の危機という大きな社会課題に正面からアプローチし、日本発のユニコーン企業を本気で目指したい」(羽賀)

Boston Medical Sciences 岡本将輝

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下剤不要のバーチャル内視鏡検査システム「AIM4CRC」を開発。大腸がんは日本のがん罹患数1位であるにもかかわらず、下剤服用や内視鏡挿入への抵抗感から精密検査の受診率が上がらないという課題に、低侵襲かつ短時間の大腸検査で応える。「日米を起点にグローバルへ展開していく。世界から大腸がん死を根絶したい」(岡本)

ソラマテリアル 大里智樹

名古屋大学発のディープテック・スタートアップ。空気よりも軽い機能性材料を独自に開発し、航空宇宙、モビリティなどの領域で機体・車体の軽量化に貢献する。「幅広い製品・産業に応用でき、これまで不可能だったことができるようになる。夢を叶えられるような材料づくりをしていきたい」(大里)

MiRESSO 中道 勝

量子科学技術研究開発機構(QST)発のスタートアップ。アルカリ溶融とマイクロ波加熱を組み合わせた低温精製技術を開発し、核融合炉の実現に不可欠なベリリウムの自社製造に加え、レアアース、リチウムなどの素材への技術展開を進める。「鉱物資源の可能性を引き出し、明るい未来につなぎたい」(中道)

ReCute 山下萌々夏

商業施設やオフィスビルの女性用化粧室でヘアアイロンをレンタルできるシェアリングサービス「ReCute」を展開。設置施設数は120を超え、アプリはリリース後1年半で10万ダウンロードを突破した。「今後は化粧室を新しいコマースプラットフォームとして法人事業を展開、1.5兆円とされる美容関連市場を獲得したい」(山下)

マテリアルゲート 中野佑紀

広島大学の西原禎文教授が世界で初めて開発した「単分子誘電体」を用い、既存のメモリと比べて約1000倍の高密度化と約90%の消費電力削減を実現する次世代半導体メモリ開発を目指す。「素材の力でAI時代の電力問題を解決する。新しい素材によって、豊かな未来をつくっていきたい」(中野)

UMIAILE 板井亮佑

 独自開発の小型無人艇「UMIAILE ASV」を群れで運用することで、有人船に頼られてきた海洋観測の無人化・低コスト化を進める。南海トラフ地震に備えた海底地殻変動の観測や安全保障領域での海洋監視など、「海の見える化」に挑む。「“高度ゼロメートルの人工衛星”をつくる。海を観察するためのインフラを社会実装したい」(板井)

文=加藤智朗 写真=大星直輝

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