経営・戦略

2026.04.27 07:15

仕事ができない人の営業トーク、聞き手を疲れさせる話し方ワースト1

AdobeStock(写真はイメージです)

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誰かの説明を聞いていて「結局、何が言いたいのかわからなかった」という経験はないだろうか。長い、わかりにくい、知りたい情報にたどり着かない──そんな違和感はビジネスの現場でも広く起きている。

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株式会社LOOVは、ビジネスパーソンを対象に「聞くパフォーマンス(聞きパ)」の実態を調査した。その結果、説明を「聞く」場面で生じている負担が、商談や企業評価にまで影響を及ぼしていることが明らかになった。

【調査概要】
調査目的:聞くパフォーマンス「聞きパ」実態調査
調査対象者:全国の20歳~59歳(10歳刻み)男女 1058人
調査手法:インターネット調査
調査時期:2026年3月18日(水)~2026年3月23日(月)
調査主体:株式会社LOOV 

7割強が「説明を聞くことに疲れる」

説明や商談、サービス案内などを聞く際、「知りたい情報にたどり着かない」「結論がわかりにくい」といった理由で、疲れや負担を感じることがあるかを尋ねたところ、7割強の人が「よくある」「時々ある」と回答した。営業における説明の場は本来、自社の価値を伝える重要な機会だ。しかし実際にはそれを聞くこと自体、相手のエネルギーを奪う行為になっていた。

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話を理解するために疲労する聞き手

さらに注目すべきは、説明をそのまま受け取っているわけではないという点にも注目したい。営業説明や商談の中で、「つまりこういうことだろう」と自分で意味を補いながら聞いている人は約8割に達している。また、内容を整理したり不足している情報を自分なりに補うために、6分以上の時間を費やしている人も6割を超えていた。本来であれば、そのまま理解できるはずの説明に対して、聞き手が頭の中で組み立て直しているのだ。

ストレスの原因は「話の長さ」ではない

説明に対して感じるストレスの理由として多く挙がったのは「知りたい情報が出てこない」「話が回りくどい」「結論が最後までわからない」といったものだった。つまり問題は単に話が長いことではない。余計なアイスブレイクや日程を改めて調整されるなど、すぐにでも聞ける話になかなかたどり着けないことが負担になっているようだ。また営業トークや商談中に「話を遮ることができない」「知りたいことと相手の内容とのズレが生じてイライラする」など、軌道修正ができないこともストレスになっていた。

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文=福島はるみ

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