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2026.04.25 17:00

リーボックほか大手ブランドに「ECアクセラレーター」起用の流れ 新星Neatoは40億円調達

Hospital man - stock.adobe.com

Neatoのブランドポートフォリオは拡大を続けている。「潤沢な資金を確保しており、より多くのブランドを支援できる体制が整っている」とコネリーは語る。「当社が手がけるブランドの規模は年々拡大しており、現在は中堅から準大手といった大手一歩手前の領域が中心だ。今後は大手ブランドへの展開も十分に可能だと考えている」。

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共同創業者兼社長のスペンサー・ジェイコブスは、事業拡大こそが最優先事項だと語る。「主要マーケットプレイスの影響力が強まり、オンライン販売において圧倒的なシェアを握りつつある中、ブランドに残された選択肢は二つしかない」とジェイコブスは指摘する。「一つは、自力で解決策を構築すること。もう一つは、Eコマースの巨人であるアマゾンに全てを委ねることだ」。

「我々は、ブランド自身が出品しているのと同じプラットフォームを活用しているが、支配的な立場に立つのではなく、ブランドに寄り添うパートナーだ。利益構造も顧客と一致している」とジェイコブスは述べた。

しかし、当初からそのような考えを持っていたわけではない。2019年当時、卸売業者だったコネリーとジェイコブスは現状に満足していなかった。「当時は、手に入るものは何でも売っていた。ただ、それは長く続けたいビジネスではなかった。自分たちだけが利益を得るのではなく、本質的な価値を提供できる事業を築きたいと考えていた」と彼は語る。

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「ある日オフィスに入って、『ブランドと正式な関係のない商品は一切扱わないことにする』と宣言した」とコネリーは当時を振り返る。それに対しジェイコブスは、「それでは売上の大半がなくなる」と応じたという。そこから彼らは、事業を構成するあらゆる要素をゼロから作り上げていった。現在では18の専門領域にまで拡大し、新たな機能を立ち上げながら専門性を磨き続けている。

Neatoは、ブランドから直接在庫を仕入れ、商品登録やクリエイティブ制作から広告、物流、レポート作成に至るまで、オンライン販売の全工程を管理している。同社は、今後さらなる資金流入を見据えている。「この分野には、さらに多くの資金が流れ込むだろう。我々が把握しているだけでも進行中の案件があり、今後さらに大きな動きがあるはずだ」とコネリーは語った。

forbes.com 原文

編集=朝香実

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