ネタニヤフの提案を受け、アリ・ハメネイ師の殺害に強い関心
ニューヨーク・タイムズによると、ネタニヤフは、イランにこれ以上の猶予を与えれば核の備蓄を守るためのミサイルやドローン計画を増強する時間を与えてしまうことになるとも警告していた。
会談の終わりまでにトランプはネタニヤフの提案に納得した様子で、特にイランの元最高指導者、アリ・ハメネイ師を殺害するという提案に強い関心を示したとされる。
その後の2週間、米軍や閣僚のトップらが作戦の是非を検討した。J・D・バンス副大統領が主な懐疑派、ピート・ヘグセス国防長官が推進派の中心として議論を交わした後、トランプは2月26日、イランのミサイルおよび核計画を無力化する必要があるとして、作戦をまもなく正式に承認する方針をチームに伝えたという。
他の複数の報道や、マルコ・ルビオ国務長官による以前のコメントも、トランプにイラン攻撃を決意させる上でイスラエルが主要な役割を果たしたことを示唆している。ウォール・ストリート・ジャーナルも先週末、トランプの対イラン政策を分析した記事の中で、2月に行われたネタニヤフによる「説得力のある」会談に言及した。
共和党のマイク・ジョンソン下院議長(ルイジアナ州選出)は3月、ルビオや国防総省当局者が攻撃について議会に説明した後、「イスラエルは米国の参加いかんに関わらず行動する決議を固めていた。そのため、我々の最高司令官とその政権は(中略)非常に困難な決断を迫られた」と記者団に語っている。
また、イラン攻撃に抗議して辞任したジョー・ケント元国家テロ対策センター局長は、辞表の中で次のように主張した。「イランはわが国に対して差し迫った脅威を与えてなどいなかった。我々がこの戦争を開始したのは、イスラエルと、同国が米国内で展開するロビー団体からの圧力によるものであることは明らかだ」。


