北米

2026.04.21 09:30

トランプ、イスラエルの提案によってイラン攻撃に踏み切ったとの説を否定

Tasos Katopodis/Getty Images

Tasos Katopodis/Getty Images

ドナルド・トランプ大統領は米国時間4月20日、米国はイスラエルからの提案によってイラン攻撃に踏み切ったとする報道内容を否定した。先週末の世論調査で自身の支持率が過去最低を更新した中、トランプはメディアや調査機関への攻撃を繰り広げている。

19日に発表されたNBCの世論調査におけるトランプの支持率は37%であり、同社の調査としては過去最低を記録している。

トランプ、「イスラエルがイラン攻撃へとそそのかしたことは1度もない」

トランプは20日、トゥルース・ソーシャルへの投稿で、「イスラエルが私をイラン攻撃へとそそのかしたことは1度もない。決断の決め手となったのは、2023年10月7日にイランが資金・武器を支援するハマスがイスラエル南部に越境攻撃を行ったこと、そして、イランに核兵器を持たせてはならないという私の長年の持論だ」と主張した。さらに、「評論家や世論調査」について、「彼らが言うことの90%は嘘と作り話だ」と攻撃した。

米国とイスラエルによるイラン攻撃が実施されたのは2026年2月28日のことだ。4月初めのニューヨーク・タイムズの報道によれば、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が攻撃の数週間前にあたる2月11日にホワイトハウスを訪れ、トランプに対してイラン攻撃を「猛烈に売り込んだ」とされている。この記事には、この重要な会談の詳細と、それが最終的に攻撃命令へと繋がった経緯が記載されている。

イスラエル側は同会談において、動画を用いたプレゼンテーションまで交え、「イランは体制転換が可能な状況にある」との論理を展開したとされる。数週間にわたる軍事攻撃を行えばイランは弱体化してミサイル計画は壊滅し、ホルムズ海峡を封鎖する能力も失われると主張していたようだが、海峡封鎖についての読みは外れている。

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翻訳=江津拓哉

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