Forbes BrandVoice!! とは BrandVoiceは、企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告です。

2026.05.28 16:00

サー・ポール・スミスに聞く「いつもスーツを着ている理由」

華やかなファッションの世界では珍しく、いつもスーツをシックに着こなすサー・ポール・スミス。

そこにはスーツを熟知するがゆえの確たる理由、そしてビジネスに通じる学びがあった。


多くのビジネスパーソンにとって、スーツは不可欠な服装であり、必需品と言っても過言ではない。なぜならスーツほど、他者への礼節や敬意を体現できる服はなく、それはビジネスにおける人間関係の礎となるからだ。ゆえに“スーツ=ビジネスツール”ととらえる方も少なくないだろう。では、ファッションデザイナーはスーツをどうとらえているのか。スーツを生んだ国、英国出身にして、いつもスーツを着用する、日本市場で最も成功した英国人ファッションデザイナー。そしてエリザベス女王より叙勲されたナイトであり、世界的なファッションビジネスを成功させた経営者でもあるサー・ポール・スミスに、なぜスーツを着るのかを聞いた。

PAUL SMITH◎1946年、英国・ノッティンガム生まれ。1970年に最 初の店舗を地元に開店。やがて自身で商品をデザイ ンするようになり、1976年初のランウェイショーをパ リで開催。以降、世界進出を果たし、1994年にエリ ザベス女王より大英帝国勲章(CBE)を受勲。2000 年には“サー”の敬称で呼ばれるナイトを叙勲された。
PAUL SMITH◎1946年、英国・ノッティンガム生まれ。1970年に最初の店舗を地元に開店。やがて自身で商品をデザインするようになり、1976年初のランウェイショーをパリで開催。以降、世界進出を果たし、1994年にエリザベス女王より大英帝国勲章(CBE)を叙勲。2000年には“サー”の敬称で呼ばれるナイトを叙勲された。

ノスタルジックなものではなく時代とともに現代化していく服

「私にとってスーツは、大きな意味をもっています。何しろ、私はテーラー業を営んできたのですから!英国人であることの素晴らしい点は、そんな“英国らしさ”の意味をつねに再定義し続けられることでしょう。その“再発明”の感覚は刺激的です。そして英国が生んだテーラリング(仕立てのスーツ)は、今でも存在意義があると信じています。なぜならテーラリングは固定化されたり、ノスタルジックなものではなく、時代とともに進化し、現代化していくものだからです」

テーラリングを学び、テーラーが軒を連ねるロンドン・サヴィルロウの高級テーラーに勤めた経験もあるサー・ポール・スミスは、1970年に地元ノッティンガムで自身初のブティックを開店して以来、今日までスーツを扱ってきた。いわばスーツを熟知したサー・ポールは、スーツを“英国らしさ”、そして“現代化していくもの”と表現する。現代のスーツは、19世紀初頭に英国で流行したラウンジスーツが起源とされる。以来、スーツは基本デザイン、つまり英国らしさを変えることなく、ディテールやシルエットを絶えず変化させながら、進化=現代化を繰り返してきたのである。だからこそスーツは、200年以上も前のデザインがベースながらも、再発明の余地のある刺激的な存在であり続けてきたのだ。そんなスーツについて、サー・ポールは次のようにも語る。

「良いスーツは汎用性が高く、多様な場面で活躍します。私は基本的にネイビーブルーのスーツを着ていますが、だからといっていつもフォーマルな服装をしているわけではありません。スーツの着こなし方は実にさまざまです。ある日は白シャツとレースアップシューズ、次の日はニットポロとローファーというように、スーツに合わせる選択肢はまさに無限大なのです。それにスーツは着用者に自信を与え、人格形成にも大きく貢献してくれる服でもあります。そしてもちろん、ビジネスシーンでも非常に役立つのです」

世界のビジネスパーソンに愛される個性を引き立てるスーツの価値

ドレスシャツを着てネクタイを締めるだけが、スーツの着こなしではない。スーツによってはカジュアルなアイテムとの洒脱なコーディネイトも可能なばかりか、サー・ポール自身が実践するように、その着こなしは無限ともいえる。それは“スーツ=ビジネスツール”ととらえていては見えてこない、スーツを知り尽くすがゆえの楽しみ方だ。そして、そんなスーツを楽しむという思想が反映されているからこそ、サー・ポールが提案するスーツは世界中のビジネスパーソンだけではなく、ミュージシャンや映画俳優といった多くのクリエイティブな人々をも魅了するのである。

音楽通としても知られるサー・ポール・スミス。音楽業界に幅広い人脈を築いており、故デヴィッド・ボウイやジョン・レジェンド、ザ・ ローリング・ストーンズ、シンプリー・レッドなど、ファンを公言するアーティストも少なくない。また名優ハリソン・フォードやヴァージン・グ ループ会長のリチャード・ブランソン、英国の元首相トニー・ブレアなど、エンターテインメントから政財界まで、各界で活躍する人々より愛されている。/Paul Smith and David Bowie - courtesy of Paul Smith
音楽通としても知られるサー・ポール・スミス。音楽業界に幅広い人脈を築いており、故デヴィッド・ボウイやジョン・レジェンド、ザ・ローリング・ストーンズ、シンプリー・レッドなど、ファンを公言するアーティストも少なくない。また名優ハリソン・フォードやヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン、英国の元首相トニー・ブレアなど、エンターテインメントから政財界まで、各界で活躍する人々より愛されている。/Paul Smith and David Bowie - courtesy of Paul Smith
Paul Smith And Harrison Ford - courtesy of Paul Smith
Paul Smith And Harrison Ford - courtesy of Paul Smith
Paul Smith and John Legend - courtesy of Paul Smith
Paul Smith and John Legend - courtesy of Paul Smith

「私たちは決して押し付けがましいブランドではありません。私たちのビジネスは非常にパーソナルなものであり、私たちの仕事を心から愛してくれる人々と仕事をすることが常に大切だと考えています。また幸いなことに、個性のある人は個性のある会社、ブランドに引かれるようです。ゆえにそうしたクリエイティブな人々との出会いは、自然と訪れることが多いのです。だからこそ私は個性豊かで高品質な服をつくることに専念し、人々に私たちの仕事に気づいてもらい、気に入っていただくことを願っているのです」

クリエイティブがクリエイティブを呼び、個性が個性を育む―。ブランドとしての主張を押し付けるのではなく、あくまで着用者に寄り添い、そのパーソナリティを引き立てることを念頭においた「ポール・スミス」のスーツは、人が人と出会い、結びつくための“接点”の役割を担ってきた。

だからこそ、そのスーツはファッショニスタだけではなく、世界中のビジネスパーソンや経営者に愛されてきたのである。

「驚くかもしれませんが、私はスーツの着心地が良いから着ているのです。仕立てが良く、体にフィットするスーツに勝る服はありません。ペンやノート、眼鏡、携帯電話などを収めるポケットも多くある。そういったところが大好きです。着ていると本当に気分が良くなるのです!また、スーツはお客様のニーズに合致して、初めて実用的になります。ゆえに私はスーツをデザインする際、時代に合わせて変化するお客様のライフスタイルとニーズを常に念頭に置くようにしているのです。近年の〈モダン ワーキング ワードローブ〉ラインは、そんな時代の変化に対応するために提案しました。現代の人々は旅行、リモートワーク、オフィスワークと時間を分けて過ごすようになり、スーツのスタイルや仕立てにもより柔軟性が求められています。そんな時代を鑑み、私たちは新しい生地やスタイリングのアイデア、デザインを通し、モダンな提案を続けているのです」

メンズの旗艦店であるポール・スミス 銀座店。 特殊構造のアルミで覆った外装は、 見る角度によってブルーにもグリ ーンにも見える。
メンズの旗艦店であるポール・スミス 銀座店。 特殊構造のアルミで覆った外装は、 見る角度によってブルーにもグリ ーンにも見える。
ポール・スミス 銀座店では、地下1階から地上2階までの3フロアに豊富なラインナップを用意。地下のス ーツコーナーではオーダーも承る。
ポール・スミス 銀座店では、地下1階から地上2階までの3フロアに豊富なラインナップを用意。地下のス ーツコーナーではオーダーも承る。

ポール・スミス リミテッド

03-3478-5600

ポール・スミス 銀座店

東京都中央区銀座4-3-10銀座中央ビル B1F-2F

03-3564-5566

11:00〜20:00(水曜不定休)

Promoted by ポール・スミス リミテッド / direction by Akira Shimada / text by Yasuhiro Takeishi