ゴールデンウィークの時期は意外に日差しが強い。まだ春だと思って油断していると、思わぬ日焼けで苦しむことになる。
美容皮膚科アイシークリニックを展開する医療法人社団鉄結会が、過去3年以内にゴールデンウィークに屋外レジャーを楽しんだ20〜50代の男女300人を対象に行った調査によると、じつに約83パーセントもの人が、予想以上の日焼けを経験していた。

また、日焼け後のアフターケアができていないと思う人の割合は、71パーセントとこれまた多い。

鉄結会は、日焼け後の72時間が、肌の回復に大変重要な時間だと話す。その72時間ルールを知らない人が約77パーセント、知っていても実践していない人が約14パーセントであることがわかった。

5月の紫外線は7〜8月とほぼ同レベル。しかも、5月の肌はまだ夏の準備ができておらず、いきなり強い紫外線に当たることでより大きなダメージを受けてしまう。それだけに、ゴールデンウィークは、いつもより厳重な日焼け対策が必要となるのだ。
日焼けを放置しておくと、2週間から1カ月ほどでシミが目立ち始め、1〜3カ月で色素が定着する。そうなる前の72時間以内のケアが重要となる。そこで、日焼け後の正しいケアを、順番に覚えておこう。
ケア方法 | 即効性 | シミ予防効果 | 推奨タイミング |
冷却(冷水・保冷剤) | 高い | 中程度 | 日焼け直後〜6時間以内 |
保湿ケア | 中程度 | 高い | 冷却後〜72時間以内 |
ビタミンC誘導体配合化粧品 | 低い | 高い | 炎症が落ち着いてから |
美白内服薬(トラネキサム酸等) | 低い | 高い | 日焼け後1週間〜継続使用 |
皮膚科でのレーザー治療 | 低い | 非常に高い | シミが定着してから(1〜3カ月後) |
日焼けは「日光皮膚炎」と呼ばれる炎症反応。つまり火傷みたいなものだ。シミは、紫外線に傷つけられたDNAを修復する過程でメラニン色素が過剰に産生されるために生じる。だから、まずは冷却が肝心。そして保湿、美白の順番を守るのが鉄則。
具体的には、まず冷水や保冷剤で15〜20分冷やし、炎症の進行を抑える。冷却後6〜12時間経過してから低刺激の保湿剤で保護する。そして通常は2〜3日後の炎症が完全に治まってから美白ケアを行うということだ。
72時間ルールをよく頭に入れて、ゴールデンウィークを楽しもう。



