投資家はQC銘柄を買うべきか
プレスリリースへの激しい反応と業界発展の初期段階を考えると、これらの銘柄は安値で買い、強気なニュースで株価が急騰した直後に売ることができる短期トレーダーには向くかもしれない。
しかし、私は長期的にこれらの銘柄に投資することには懐疑的である。とはいえ、空売り投資家として知られるレフトがInfleqtionは買う価値があると示唆したことには興味を引かれた。
彼が同銘柄の買いを推奨する根拠は、同社とエヌビディアとの提携の深さである。「時価総額で最も小さい上場QC企業が、地球上で最も重要なAIインフラ企業に最も多く選ばれた」。Business Insiderが取り上げた、4月16日のCitronによるX投稿はそう述べている。「エヌビディアがこれらの企業をランク付けした。株式市場はまだ追いついていない」。
ライバルのRigettiやD-Waveとは異なり、エヌビディアはInfleqtionを2つの提携──「キャリブレーションとデコーディングの両方」──に選んでいるにもかかわらず、「キャリブレーションにもデコーディングにも選ばれていないRigettiの時価総額の半分で取引されている」とレフトは付け加えた。
まず問うべきは、投資家がCitronのソーシャルメディア投稿に基づいて行動すべきかどうかである。
行動すべきかどうかを評価するために、考慮すべきこと
レフトは「おとり商法(bait-and-switch trading)」で起訴されている──フォロワーに自身のポジションを宣伝し、株価が動くのを待ってから、密かに26回にわたりポジションを反転させ、推定2000万ドルの違法利益を得たとされている。これは2024年7月のSEC訴状によるものである。
レフトは疑惑を否定し、「おとり商法」的取引には関与していないと述べたとBloombergは報じた。彼はリスク管理のためにポジションが動いた後に「縮小」する必要があったと主張した。政府が彼の取引を「即座に」と表現したのは不正確であり、自身の弱気な見解を理由に標的にされていると主張したとBloombergの報道は付け加えた。
レフトの裁判は2026年3月17日から2026年5月11日午前8時30分に延期されたと司法省は記している。勝訴を確信しているものの、裁判日が近づくにつれ不安が増していると彼は述べた。「とても緊張している」と彼は4月19日にBusiness Insiderに語った。「裁判は裁判だ。緊張していないと言えば傲慢だろう」。
Infleqtionへの投資理由は検討に値する
とはいえ、Infleqtionへの投資理由は検討に値する。エヌビディアは、Isingフレームワーク内のキャリブレーションとデコーディングの両イニシアチブにInfleqtionを選定した。同社のバリュエーション──株価売上高倍率122倍──はRigettiの866倍を大幅に下回る。同社は5億5000万ドル(約875億円)の現金を保有し、2025年の売上高は3250万ドル(約5億1700万円)を計上した。また、NASA、米陸軍、エネルギー省との契約も有している。
それでも、株価が3月20日の底値から100%上昇していることと、レフトに対する疑惑を考えると、4月16日のX投稿以降、彼の同銘柄におけるポジションが変化したかどうかを知りたいところである。


