スティーブン・A・シュワルツマン
ヴァンスは2025年に、米資産運用大手ブラックストーンの共同創業者であるシュワルツマンを、米副大統領公邸での晩餐に招待している。シュワルツマンは昨年9月、RNCに2万5000ドル(当時のレートで約370万円)の献金を行った。
ポール・シンガー
ヘッジファンド業界の大物であるシンガーは当初、トランプの副大統領候補には別の人物が選ばれるべきだと考えていた。しかし、その後ヴァンスと「親密な関係」となり、現在は定期的に会って話す仲だとニューヨーク・タイムズは指摘している。シンガーも今年3月、RNCに計44万3000ドル(約7000万円)を献金したことがFECへの提出書類で確認されている。
ピーター・ティール
起業家・投資家でパランティア共同創業者のティールは、ヴァンスと長年にわたり親交がある。ヴァンスはかつてティールが設立したベンチャーキャピタル企業、ミスリル・キャピタルに勤めた経歴があり、現在はティールが副大統領となったヴァンスのメンターを務めている。ニューヨーク・タイムズによれば、2人は今も親密な関係にある。
タイラー・ウィンクルボスとキャメロン・ウィンクルボス
暗号資産で一財産を築いた双子のウィンクルボス兄弟は3月、ヴァンスが主催したロックブリッジ・ネットワークのイベントに出席した。2025年1月以降、RNCに計110万ドルを献金している。
アレックス・ウィトコフとザック・ウィトコフ
トランプ政権の中東担当特使スティーブ・ウィトコフの2人の息子も、ロックブリッジ・ネットワークのイベントに出席していた。フォーブスの試算では、スティーブ・ウィトコフとその家族の資産総額を約23億ドル(約3700億円)と評価している。
ジェフ・ヤス
ニューヨーク・タイムズによるとヴァンスは、自己勘定取引・投資会社のサスケハナ・インターナショナル・グループ(SIG)共同創業者のヤスとも「関係を築いた」とされる。ヤスは共和党の超大口献金者であり、トランプとも結びつきをますます強めている。FECへの提出書類によれば、ヤスは2月にRNCに25万ドル(約4000万円)を献金した。
15カ月間で400億円調達
FECによると、RNCが2025年1月から今年3月までに調達した政治献金は、総額2億2560万ドル(約406億円)に上る。
ヴァンスは大統領選に出馬するのか
ヴァンス自身は2028年大統領選への立候補の意向をまだ表明していないが、出馬するとの見方が広がっている。米紙ワシントン・ポストは3月、ヴァンスが私的な会話の中で、今夏に誕生予定の子どもが家族生活にどう影響するかを見極めるまで、出馬について決断を下すのを待つと語っていたと報じた。
4月に入って実施された調査会社YouGov(ユーガブ)の世論調査では、ヴァンスは共和党支持の有権者が2028年の大統領候補として最も支持する人物であり、36%が「理想的な選択肢」だと回答した。ただし、これは同じ回答が41%を占めた1月の調査からは減少している。


