北米

2026.04.20 11:30

ヴァンス米副大統領に接近する富豪たち 次期大統領選にらみ関係強化か

J・D・ヴァンス米副大統領。2026年4月7日、ハンガリー・ブダペストにて(Jonathan Ernst-Pool/Getty Images)

ヴァンスと関係を築いたとされる富豪一覧

以下は、ニューヨーク・タイムズがヴァンスと関係を強めていると報じた資産家たちの顔ぶれだ。

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ミリアム・アデルソン

ニューヨーク・タイムズによればヴァンスは、ユダヤ系大口献金者のアデルソンと「関係を築いた」という。「カジノ王」として名を馳せた夫の故シェルドン・アデルソンとともに共和党に多額の献金をしてきた人物だ。昨年の大晦日に、フロリダにあるドナルド・トランプ大統領の邸宅マール・ア・ラーゴで、ヴァンスとアデルソンが親しくしていた様子が写真から確認できる。

セルゲイ・ブリン

グーグル共同創業者のブリンは昨年、ヴァンスの支援を掲げて開催されたRNCの資金調達イベントに出席したとされる。2025年5月にRNCに44万3000ドル(当時のレートで約6500万円)を寄付したことが、連邦選挙委員会(FEC)への提出書類で確認された。以前は民主党の支援者として知られ、特にバラク・オバマ元大統領とは親密な関係にあったが、党派政治を非難し、2012年の大統領選挙に際しては、勝者に党から独立して統治を行うよう呼びかけた。

ジョー・ロンズデール

データ解析大手パランティア・テクノロジーズの共同創業者であるロンズデールは今年3月、自宅でRNCの資金調達イベントを主催し、その席にヴァンスが「主賓」として招かれたという。FECへの提出書類では、ロンズデールが先月、RNCに4万4300ドル(約700万円)を寄付したことが確認されている。

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イーロン・マスク

ヴァンスは、トランプ政権で政府効率化省(DOGE)を率いたマスクとの関係を強化しているとされる。ただし、FECへの提出書類に基づけば、自身で立ち上げた特別政治活動委員会(スーパーPAC)を擁するマスクは、2024年10月以降RNCへの献金を行っていない。

チャマス・パリハピティヤ

フォーブスの長者番付2021年版で保有資産10億ドル以上の「ビリオネア」にランクインしたハイテク投資家でポッドキャスターのパリハピティヤは、2024年5月にシリコンバレーでヴァンスの支援イベントを主催し、400万ドル(当時のレートで約6億2800万円)の資金を集めたという。2024年の大統領選を機に共和党支持へと乗り換えた元民主党支持者で、FECへの提出書類によれば、2025年に計42万5677ドルをRNCに献金した。トランプを支持したことで、民主党に献金していた頃よりも大きな影響力を確保できたと、米誌ローリング・ストーンに語っており、以来、トランプの大口献金者となっていた。

ジョン・ポールソン

著名なヘッジファンドマネジャーのポールソンも、ヴァンスと関係を構築しており、昨年11月に計9万ドル(当時のレートで約1400万円)をRNCに献金したとニューヨーク・タイムズは伝えている。

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翻訳・編集=荻原藤緒

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