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2026.04.20 07:00

イラン、米国との2回目の和平交渉を拒否──トランプ大統領の発表と食い違い

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イランは米国との2回目の和平交渉を拒否したと、同国の国営通信社IRNAが報じた。これは、米国時間4月20日にパキスタンで次回の交渉が始まるとした、ドナルド・トランプ大統領の発表内容と食い違う。

IRNAはXに投稿した声明で、この決定は米国の「過度な要求」と「非現実的な期待」によるものだと伝えた。4月22日に期限を迎える停戦協定に対して、米国によるホルムズ海峡の封鎖は違反行為だと見なしているとも述べた。

4月19日の早い段階で、ロイターは同国のタスニム通信の報道を引用し、イランは和平交渉への参加について「何も決定していない」と報じていた。

トランプ大統領は4月19日朝、トゥルース・ソーシャルへの投稿で新たな和平交渉の開催を発表し、イランが和平合意を受け入れない場合は同国のインフラを標的にすると改めて脅した。

またトランプは、イラン側が停戦合意に違反していると非難した。これは4月18日にイラン軍がホルムズ海峡で商船に発砲したことを受けてのものだ。

トランプは投稿の中で、イランがイスラマバードでの交渉への参加に同意したかどうかを直ちに確認しなかった。ホワイトハウスはフォーブスのコメント要請に直ちには応じていない。

交渉に出席する予定の米国側交渉団にはJD・バンス副大統領が含まれると、CNNがホワイトハウスの情報として報じた。

パキスタンの反応は

パキスタンのシェバズ・シャリフ首相は4月19日、イランのマスード・ペゼシュキアン大統領と「変化しつつある地域情勢」について「温かく建設的な会話」を交わしたとXで声明を発表した。しかし、トランプが発表した和平協議には言及しなかった。

AP通信によれば、シャリフ首相とペゼシュキアン大統領の電話会談は約45分間に及び、イラン側の確約がないにもかかわらず、パキスタンは首都イスラマバードで警備体制の強化を進めている。過去には、パキスタンはイランと米国の主要な仲介役としての立場を取ってきたほか、和平協議の第1回会合ではイスラマバードで両国の交渉担当者を受け入れていた。

forbes.com原文

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