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2026.04.18 08:00

イランがホルムズ海峡を再開、しかし米国は海上封鎖継続を明言

Alex Wong/Getty Images

米国の海上封鎖は継続

しかしトランプは続く投稿で、米海軍による海上封鎖は「我々とイランとの取引が100%完了する」まで、「完全な効力を持って継続される」と強調した。また、「論点の多くはすでに交渉済みであり、プロセスは非常に迅速に進むはずだ」と付け加えた。

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米国は13日からイランを発着する船舶への海上封鎖を開始しており、軍の当局者は16日、この封鎖を国際水域にまで拡大すると述べた。ダン・ケイン統合参謀本部議長は記者団に対し、米海軍は「イラン船籍の船舶や、イランに物的支援を提供しようとするいかなる船舶も積極的に追跡する」と明言し、これには太平洋を航行する船舶も含まれることを明らかにした。

またトランプは17日、米国がイランが保有するすべての濃縮ウランを取得すると投稿した。ただし、これがイラン側との合意に基づくものなのか、あるいはトランプが自身の要求を改めて突きつけただけなのかは不明だ。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領と英国のキア・スターマー首相は17日にパリで会談を行った。紛争が正式に終結した後にホルムズ海峡の安全を確保するため、両国が主導する国際連合の枠組みについて協議したとみられる。これまでのところ、米国の同盟諸国はホルムズ海峡における米海軍の作戦への協力を拒否しており、これがトランプの怒りを買っていた。

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イランが海峡再開を発表した後、トランプはトゥルース・ソーシャルに次のように書き込んだ。「NATOから、支援が必要かという電話があった。私は彼らに、ただ自分たちの船に石油を積みたいだけでないのなら、近づくなと言ってやった。彼らは必要な時に役に立たなかった、見かけ倒しの組織だ!」

4月8日に米国がイランとの停戦に合意して以来、ホルムズ海峡での商船航行については議論が繰り返されてきた。米国は合意に海峡の再開が含まれていると主張したが、イランは合意直後、イスラエルによるレバノン攻撃が継続されたことを理由に海峡を再び閉鎖した。一方のイスラエルと米国は、レバノンでの停戦は合意の対象外だと反論した。イランは、米国が2月末に最初の攻撃を開始した直後に同海峡を封鎖しており、以降、海運会社から通行料を徴収していた。

forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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