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2026.04.18 07:00

原油価格の急落で米航空株が大幅高、ここ数十年で最速の復活劇

Michael M. Santiago/Getty Images

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主要な米国株価指数はいずれも4月17日に続伸し、アナリストが「ここ数十年で最速の好転」と評する復活劇を加速させた。イランがホルムズ海峡での商船航行を再開すると発表したことを受けて原油価格が急落し、航空株の上昇が市場全体を牽引した。

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17日、ダウ平均株価は取引開始直後に約2.1%高と上昇して始まった。S&P500種株価指数とナスダック総合指数もそれぞれ1.3%、1.6%上昇し、さらに上げ幅を広げた。

ナスダックが17日の取引をプラス圏で終えれば13営業日連続の続伸となり、2009年以来で最長の連騰記録を更新することになる。

国際原油指標の北海ブレント先物は10%以上急落して約89ドルの値をつけ、3月11日以来の安値を記録した。これは、イランのアッバス・アラグチ外相が残りの停戦期間においてホルムズ海峡の通航を「完全に開放する」と宣言したことを受けたものだ。

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ダウの構成銘柄ではボーイングが3.6%高と全体の上昇を牽引したほか、セールスフォース(3%高)、シャーウィン・ウィリアムズ(2.6%高)、アメリカン・エキスプレス(2.5%高)、ホーム・デポ(2.2%高)などが買われた。ハイテク株比率の高いナスダックでは、ストラテジー(8.6%高)、パランティア(2.2%高)、テスラ(2%高)、アップル(1.8%高)、アマゾン(1.5%高)、エヌビディア(1.3%高)などが指数全体を押し上げた。

また、航空各社も急伸し、ユナイテッド航空が10%高となったほか、アメリカン航空(8.1%高)、サウスウエスト航空(9.8%高)、アラスカ航空グループ(12.5%高)なども急騰した。原油安の恩恵を受けるクルーズ船関連株も好調で、ロイヤル・カリビアン・クルーズ(9.1%高)、ノルウェジアン・クルーズ・ラインHD(9.9%高)、カーニバル(9%高)が大幅高となった。

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翻訳=江津拓哉

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