ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー
フランスのメゾン、ルイ・ヴィトンはファッションの世界以外においても長年、クリエイティブな才能を支援してきたほか、一流のクリエイターたちとのコラボレーションにより、冒険的なプロジェクトや魅力的なコレクションを展開してきた。
その好例として挙げられるのが、伝説的な建築家、フランク・ゲーリーとの20年以上に及ぶ協力関係だ。パリに建設した現代アート美術館、フォンダシオン・ルイ・ヴィトンはゲーリーが設計を手掛け、空を刺すように並ぶ「氷山」を思わせる外観が印象的な未来的な建築となっている。
今回のアート・バーゼル香港では、ルイ・ヴィトンはゲーリーとのコラボレーションの回顧をテーマに、魅力的な建築作品やハンドバッグコレクション「ルイ・ヴィトン×フランク・ゲーリー」、ゲーリーの創作のプロセスなどについて紹介した。
パブリックアート
香港の不動産大手、スワイヤー・プロパティーズは所有する複数の施設でさまざまなアートイベントを開催している。今回はアート・バーゼル香港の会場の外でも1カ月にわたって、数々の作品が披露されている。
それら中でも特に注目されているのは、ロンドンを拠点に活動するアーティスト、ココ・カピタンの3部構成の展覧会、「ArtisTree Selects: Imagination Investments」だ。東部のクオリーベイ(鰂魚涌)地区にあるオフィスビル群、複合施設を含むタイクー・プレイス(太古広場)で4月26日まで開催されているこの展覧会では、貿易港としての香港のアイデンティティと航海遺産をテーマに、絵画、写真、彫刻などが展示されている。
そのほか、セントラル地区に建設されたアート&カルチャースペース「H Queens」では、ギャラリーのデヴィッド・ツヴィルナーとタン・コンテンポラリー・アートがそれぞれ、米国の画家ウォルター・プライス、中国のアーティスト、ユエ・ミンジュン(岳敏君)の個展を開催中だ。
同じ建物内ではアートフェアに時期を合わせ、ノッティング・スペースとパビリオンがポップアップ展を、ニュー・アート・エスト・クエスト・オークションズがオークションを行っている。
さらに、高級ホテルでも注目すべき取り組みが行われている。ローズウッド香港はアート・バーゼルの開幕に合わせてオランダのストリートアーティスト、フランキーを招き、インスタレーションを制作。完成した「ラッキー・ドラゴン」を4月22日まで、ロビーに展示している。


