2026.04.21 12:15

2026年GWは最大12連休、海外・国内ともに予約は前年超えの活況

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2026年のゴールデンウィーク(GW)は、日並びの良さから最大12連休が可能となる。物価高や不安定な国際情勢といった懸念材料はあるものの、人々の旅行意欲は旺盛なようだ。阪急交通社が発表した予約動向から大型連休の過ごし方が見えてきた。

それによると、2026年の海外旅行予約者数は前年比1.1倍と堅調な推移を見せている。円安や燃油高の影響を受け、台湾や韓国といった「近距離・値ごろ感」のあるアジア圏が根強い人気を誇る一方で、長期休暇を活かしたヨーロッパなどの遠距離旅行も需要が回復しており、二極化の傾向にある。

目的地ランキングでは、1位のヨーロッパに続き、2位に台湾、3位に韓国がランクイン。国別ではイタリアやスペインの人気が高い。伸び率に目を向けると、1位はシンガポールだ。現地まで航空機で移動し、そこからクルーズ船で周辺を巡る「フライ&クルーズ」という新たな旅のスタイルが支持を集めている点は興味深い。また、2位の中南米では8日から10日間の周遊ツアーが好調で、長距離移動の快適性を求めてビジネスクラスやプレミアムエコノミークラスの需要も伸びているという。

出発日のピークは4月29日(水)、5月2日(土)、5月3日(日)に集中しており、休暇を最大限に活用しようとする姿勢がうかがえる。

一方、国内旅行は全方面で前年を上回り、予約者数は前年比1.3倍と大幅な伸びを見せている。特に注目したいのが、日帰りバスツアーの活況だ。前年比1.4倍と大きく伸長しており、近畿や関東などの大都市圏周辺での需要が高い。

目的地ランキングの1位は近畿、次いで北陸・甲信越、関東と続く。伸び率では沖縄が首位となっており、個人旅行や離島周遊が人気だ。また、北陸・甲信越は人気・伸び率ともに上位に食い込んでおり、この時期限定の絶景である「立山黒部アルペンルート 雪の大谷ウォーク」を目的とした旅行が全体を牽引しているという。

出発日のピークは4月25日(土)、4月26日(日)、5月3日(日)と、連休の前半と後半に分かれる傾向にある。特に日帰りツアーの予約がこの3日間に集中していることから、限られた時間で効率よく観光を楽しみたいというニーズが反映されていると言えよう。

2026年のGWは、物価高や外部環境の変化は激しいが、心も体もリフレッシュするには良い機会。人混みや渋滞は避けたいという人もいると思うが、せっかく休めるのであれば、よりよい過ごし方を考えたい。

出典:阪急交通社「2026年ゴールデンウィーク 旅行予約動向」より

文=飯島範久

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