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2026.04.19 12:30

ブガッティの名を冠した「自転車」発売 価格は418万円

ブガッティの自動車と自転車(BUGATTI)

ブガッティの自動車と自転車(BUGATTI)

ブガッティといえば、超富裕層向けスーパーカーの製造で知られるブランドだが、その名前が付いた自転車が登場した。価格は2万3599ドルから(日本での価格は税込418万円)。世界限定250台のみが販売される。

この「Bugatti Factor ONE(ブガッティ・ファクター・ワン)」と呼ばれるロードバイクは、フランスに本拠を置くスーパーカー・メーカーのブガッティと、高性能スポーツバイクを手掛ける英国のファクター・バイクスとのコラボレーションから誕生した。まさしく、世界で最もパワフルで高価な自動車を製造している企業の名前から期待される通りの自転車だ。

ブガッティ・ファクター・ワン(BUGATTI)
ブガッティ・ファクター・ワン(BUGATTI)

3月に上海で発表されたこのロードバイクは、当然ながら明確にコレクターや熱心なサイクリストを対象とした製品だ。

しかし、単に普通の高級ロードバイクのブレームに、派手なブランドの名前を貼り付けただけではない。ファクターによれば、このブガッティ・バージョンのバイクは、標準的な競技用自転車の規定を超えて、よりワイドに広げられたフロントフォークを採用し、空気抵抗を低減させ、高速走行時の安定性を高めるように、フロントエンドが再設計されているという。

ファクターは、このロードバイクがUCI(国際自転車競技連合)の車両規定の範囲から逸脱することを公言している。つまり、公認レースに出場することよりも、ハイパーカーに相当する自転車を開発することを重視したというわけだ。

UCIの車両規定を超えるフロントエンド(BUGATTI)
UCIの車両規定を逸脱したフロントエンド(BUGATTI)

その細部には、期待を裏切らない純粋なエンジニアリングの偉業が見て取れる。ブガッティの自動車を彷彿させるような、3K綾織りカーボンファイバーの透けて見える編み目模様と、鮮やかな「ブガッティ・ブルー」を組み合わせた特徴的な2トーン仕上げのフレームには、ブガッティの名前が白で入り、さらに同社の歴史的なシンボルとして知られる「Dancing Elephant(踊る象)」がヘッドチューブに描かれている。

足元はブラックインク(ファクター・バイクス傘下のホイールブランド)が新開発したという62mmのディープリムながら1組わずか1298gと軽量な「Black Inc Bugatti Hyper 62」ホイールに、ブガッティのロゴが入ったコンチネンタルタイヤ製「Continental Grand Prix 5000 TT TR」タイヤを装着。セライタリア製のサドルは、ブガッティ車のステアリングホイールと同じアルカンターラが張られ、THM製カーボンクランクアームやSRM製パワーメーターと組み合わされるCarbon-Ti製カーボンチェーンリングにも、ブガッティの名前が刻まれている。

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翻訳=日下部博一

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