北米

2026.04.16 11:00

トランプがキリストと抱き合うAI画像を投稿、「神への冒涜」と批判された数日後

Julia Demaree Nikhinson - Pool/Getty Images

投稿削除も謝罪はせず

12日の投稿についてトランプは冷淡な態度を崩していない。批判については承知しているとしつつも、「フェイクニュース」による作り話だとして一蹴し、謝罪は拒否した。投稿自体は自身によるものと認めた上で、あくまで医師を描いたもので、「赤十字に関連する画像だと思った」と弁明している。また、画像には手から放たれる光といった神々しい描写があるが、彼はどうしてそれをキリストだと思ったのか理解に苦しむとも語った。削除した理由については、「普段は削除しないが、混乱を避けたかった。人々は混乱していた」と述べている。

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13日、J・D・バンス副大統領はFOXニュースに対し、投稿は単なる「ジョーク」であり、トランプが削除したのは「多くの人々が彼のユーモアを理解していないと気づいたからだ」と語った。一方、マイク・ジョンソン下院議長は14日、自身の進言で投稿が削除されたことを明らかにし、「私が彼に削除を求めた」と述べている。

保守層や教会関係者からも厳しく批判

この画像は保守層や教会関係者からも厳しく批判されている。クリスチャニティ・トゥデイのラッセル・ムーアは、当該画像がキリストを矮小化する「冒涜的」なものだと批判した。トランプ支持者で、トランスジェンダーの選手が女子スポーツの試合に参加することに反対するライリー・ゲインズも、「なぜこんなものを投稿するのか理解できない。彼は謙虚さを持つべきであり、神は嘲笑されるべき存在ではない」と投稿した。キリスト教組織のテンプル騎士団インターナショナルは、「深く憤りを感じており、これを心から非難し、公式な謝罪を求める以外の選択肢はない」との声明を出した。

各テレビ番組もこのトランプの弁明を痛烈に批判している。ジョン・スチュワート(編集注:米国のコメディアン兼俳優)は「あれが医師だって? なぜ認めないんだ、この臆病者め。もう我々に嘘をつくことを気にしもしないのか」と吐き捨てた。ジミー・キンメル(編集注:米国の著名司会者)も、言い逃れをしようとするトランプを「腰抜け」と呼び、「どちらの方が不快なのか分からない。これほど愚かな彼か、それとも、彼がそこまで我々を愚かだと思うことなのか」と述べた。

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forbes.com原文

翻訳=江津拓哉

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