ウォーシュの承認公聴会は来週にも開催予定
ウォーシュの承認公聴会は来週、上院銀行委員会で行われる予定だが、彼が承認されるかどうかは分からない。同委員会において共和党は僅差で過半数を得ているにすぎず、ティリスの意向によってウォーシュの指名を否決、あるいは保留にすることが可能であるためだ。ティリスの事務所は、最終的にウォーシュを承認するかどうかについてフォーブスからのコメント要請に応じていない。
パウエルの任期は5月15日に満了するが、彼はそれまでにウォーシュが承認されなければ職に留まる意向を示している。司法省の捜査が進む中、ウォーシュが承認された場合にパウエルの進退がどうなるかは分からない。たとえパウエルが議長を退いたとしても、彼には2028年まで理事としてFRBに留まる資格があり、それがトランプのさらなる怒りを買う可能性が高い。
なぜパウエルとFRBを捜査しているのか
トランプ政権は、予算を大幅に超過し、予定よりも時間がかかっているFRBの本部改修工事を理由に、パウエルと同局を捜査している。パウエルは2025年6月、議会に対し、屋上テラスの庭園や水景施設などの計画を削除し、改修計画を縮小したと述べた。トランプ政権はこれらの変更に反対しており、承認済みの改修計画を変更することは「国家首都計画法」に違反する可能性があると主張している。同法は連邦施設のいかなる変更にも事前の承認を求めており、承認済みの内容からの逸脱は軽微なものしか認めていない。
一方、FRB側は変更が違法であることを否定し、同組織の建物に対して広範な自治権を与える「連邦準備法」を根拠に挙げている。同法は、FRBが自らの建物の「建設や設備、内装に関して、必要または適切とみなす、すべての措置を講じる」ことができると規定している。


