物事が変わるのは世の常だ。時は流れ、新しいアイデアや概念、アップグレード、ダウングレード、そして修正が、生活の一部となっていく。
メジャーリーグベースボール(MLB)には、永遠に姿を消すかもしれない「もの」がいくつもある。以下にその一部を紹介しよう。
1. 「クリーブランド・インディアンス」という名称とチーフ・ワフーのロゴ
いまなお多くのクリーブランドの野球ファンが、「クリーブランド・インディアンス」という名称の復活を求めている。チーフ・ワフー(ワフー酋長)を戻すべきだという声は、それほど大きくない。
チーム名がクリーブランド・ガーディアンズに変更された際、多くのクリーブランド・インディアンスファンは憤った。チームは1915年から2021年まで、クリーブランド・インディアンスと呼ばれていた。
「インディアンズ」という名称がネイティブ・アメリカンに対して無神経だと見なされたことから、チームは名称変更を決断した。しかし、新名称は予想外のものだった。ガーディアンズ?
クリーブランド西側に架かる橋には、「交通の守護者(Guardians of Traffic)」と呼ばれる2体の彫刻がある。これらは橋の支柱に4対、計8体配置された像の一部である。
Cleveland Magazineはこう記している。「ロレイン=カーネギー橋の砂岩の支柱に彫られたアールデコ様式の像は、1932年以来、東西の交通を見守り続けている」
結論から言えば、インディアンスもチーフ・ワフーも戻ってこない。
2. 日曜のダブルヘッダー
2000年以前、MLBの各球団は日曜午後にダブルヘッダーを組んでいた。ファンはチケット1枚を買えば、1回の料金で2試合を観戦できたのだ。もちろん、これはすばらしいお買い得品だった。
MLBのオーナーたちは、自分たちの商品を文字どおりタダ同然で提供し、ダブルヘッダー分のチケット収入を得ていないことに気づいた。確かに売店での売り上げは多かったが、チケット収入は1試合分、駐車料金も1回分しか得られなかった。
いまのMLBでは、振替のダブルヘッダーが行われる場合、入場券は2試合それぞれ別に必要となる。1試合目終了後、スタンドは一度クリアされる。
日曜日に予定として組まれるダブルヘッダーは、永久に消えてしまった。



