3. 投手の300イニング登板
1シーズンで300イニングを投げた最後の投手は、フィラデルフィア・フィリーズのスティーブ・カールトンである。
1980年、カールトンは38試合に登板し、304イニングを投げた。最終成績は24勝9敗だった。当時、カールトンは35歳だった。
カールトンは1972年、27歳のときに驚異的な346回1/3イニングを投げている。
statmuse.comによれば、300イニング以上を投げた直近の投手は以下のとおりだ。
・スティーブ・カールトン:1980年に304イニング
・フィル・ニークロ:1979年にアトランタで342イニング(ニークロはナックルボーラー)
・フィル・ニークロ:1978年にアトランタで334回1/3イニング
・デーブ・ゴルツ:1977年にミネソタで303イニング
・フィル・ニークロ:1977年にアトランタで330回1/3イニング
ニークロは驚異的だった。しかし、カールトンのように複数の変化球を武器とする剛腕投手とは異なり、肩や肘、前腕に同じ負荷がかかっていたわけではない。
比較のために付け加えると、mlb.comによれば、2025年に最も多くのイニングを投げたのはローガン・ウェブで207イニングである。
二度と見られないかもしれないMLBの「もの」を、もう少し挙げておこう。
・かつては、無料(あるいは非常に安価な)スコアカードと鉛筆が、球場のゲートで配られていた。いま、人々はもはやスコアをつけない
・かつてリリーフ投手を試合へ運んだブルペンカーは、いまやどこにも見当たらない。車体にスポンサーの広告が大々的に貼られるのでなければ、ブルペンカーは永久に消えるかもしれない。
・かつては選手が噛みタバコをすることが非常に一般的だった。MLBは噛みタバコの使用を禁止した。永久に消えた
・選手を守るため、ヘルメットにはいま耳当てが付いている。耳を保護するガードのないヘルメットは、永久に消えた
こうして、野球という人生は続いていく。大きな変化とともに。



