起業家

2026.04.17 11:00

2億人の子宮内膜症患者を救うため、あえて「ウィメンズヘルス」の看板を外した女性起業家の葛藤

Daria - stock.adobe.com

残された課題

ジソの迂回策は、確かな成果をもたらした。エンドキュアは270万ドル(約4億3000万円)を調達し、膀胱がんのモニタリング試験を含む複数の臨床研究を進めている。さらに、FDAの510(k)(市販前届出)承認も視野に入っている。技術は確立されており、医療現場からの関心も高い。

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しかし、彼女の戦略は根本的な解決には至っていない。ジソは、真の変革を実現するには、乗り越えるべき障壁が残されていることを認識している。

「この問題に、男性を巻き込む必要がある。会議の場には男性がたった一人で、残りの20人は女性だった。女性医療で資金調達を成功させるには、まず男性にもテーブルについてもらい、当事者として捉えてもらわなければならない」とジソは訴える。

子宮内膜症の診断を難しくしているのは、その見えにくさだ。小さすぎて捉えられない病変や、軽視されがちな症状が、資金調達の難しさにもつながっている。エンドキュアが目指しているのは啓発ではなく、技術によって子宮内膜症の重要性を示すことだ。病変を可視化できれば、状況は自ずと改善に向かうと、同社は確信している。

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forbes.com 原文

朝香実

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