5. ランド・オブ・ドラゴン(撮影:ローワン・ディア)
海草と暗い海を背景に、じっと浮遊するこのリーフィーシードラゴンは、見せびらかすかのようにカメラの方を向いている。まるで精巧な生きた王冠のように、その付属肢が四方八方に広がっている。
その金色に近い体は、冷たい海を背景に、温かく輝いている。淡い縞模様の長い口と、華やかな頭飾りは、進化の産物というより、神話の世界から呼び出されたかのようだ。その姿はあまりに幻想的で、現実のものとは思えない。
学術誌『Scientific American』によれば、リーフィーシードラゴン(学名:Phycodurus eques)は、オーストラリア南部と西部の海岸沿いにのみ生息し、最も生息域が限定された海洋生物の一つだ。近縁種のウィーディーシードラゴンとは異なり、リーフィーシードラゴンの付属肢は極めて精巧にできており、漂流する海藻と見分けがつかないほどだ。
隠れるために泳ぐ必要すらない。ただ流れに合わせて揺れるだけで、その擬態は完璧だ。しかし、その竜のような高貴さとは裏腹に、餌は小さなアミのみで、筒状の口で吸い上げて食べる。
6. 大賞:クジラの夢(撮影:レムナ・ベッカ)
このコンテスト全体を通して、おそらく最も穏やかで息をのむような一枚と言えるだろう。南太平洋の水面下に、ザトウクジラの幼獣が浮かんでいる。その大きな体は優雅にアーチを描き、潜った際に巻き起こった白波が渦を巻いている。
この写真は、水中で逆さまになった視点から、完璧な静寂の瞬間を捉えている。子クジラは静止し、その下では海面がきらめいている。フジツボの付いた腹部と、長く白い胸びれが、海面から差し込む光を浴び、ただ青い海に浮かんでいる。
ザトウクジラ(学名:Megaptera novaeangliae)は、海洋保護における見事な復活劇の一つだ。20世紀半ばに乱獲で絶滅の危機に陥ったが、世界的な保護活動により、個体数は大幅に回復した。
ザトウクジラの子は、暖かい熱帯海域で生まれ、最大1年は母親のそばに寄り添う。その間、数千kmにも及ぶ回遊ルートを学ぶ。
ザトウクジラは、地球上で最も複雑な鳴き声を持つ動物の一つでもある。オスのザトウクジラは、変化に富んだ歌を何時間も歌い、その声は海を何百kmも伝播する。驚くことに、クジラからクジラへと新しい歌が広まり、個体群全体が取り入れていく。


