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2026.04.16 09:15

満足度の高い消費ランキング 、30代女性は推し活で50代男性はクルマ

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堅実に暮らしたい、無駄なものは買わない。そう考える人が多い時代に、それでも「お金を使ってよかった」と感じるのはどんな時だろうか。

インターネット調査やデータベースサービスを手がけるマイボイスコムが実施した消費スタイルに関する調査による1万1140人の回答から、その共通点が見えてきた。

旅行はどの世代でも上位

最近もっとも満足や幸福を感じた消費行動があるかを尋ねたところ、「ある」と答えたのは5割弱だった。

全体で満足を感じたジャンルでは「旅行・宿泊」が11.6%で突出し、2位以下を大きく引き離した。ただし、その先は年代と性別で景色が変わる。

男性の10〜20代では「AV機器・通信」「金融商品」が上位に並び、30代は「衣類、服飾雑貨」、40代は「食品・食材、お菓子、飲料、お酒」、50代以降は「車・バイク」が2位に上がる。女性では10〜20代で「衣類、服飾雑貨」が1位、同率2位に「推し活」と「旅行・宿泊」が並んだ。30代女性も「推し活」が2位に入っている。

世代によって幸福を感じる消費の対象は異なるが、「旅行・宿泊」だけはどの層でも上位に入る。体験型の消費が持つ満足感の普遍性がうかがえる。

モノは外側、コトは内面に効く

では、満足を感じた人たちは消費から何を得ているのか。全体では「自分を心身ともにリフレッシュできる」(39.9%)、「気持ちが前向きになる・元気になる」(39.3%)、「癒される、リラックスできる」(31.9)が各30%台で並んだが、モノの消費とコトの消費では、満足感の回路が違うようだ。

モノを買った人は「自分の外側が変わった」と感じている。例えば衣類や化粧品、アクセサリーでは「外見やステイタスをアップできる」が満足の核だ。

対してコトの消費は、内面に効いている。旅行・宿泊の満足感は「思い出として残る」、推し活では「気持ちが前向きになる」が多数だった。感情が動くかどうかが数字にくっきり表れている。

消費から幸福を感じている人たちの多くは、気持ちが動く瞬間にお金を使っている傾向があるようだ。モノを買って得る満足ももちろんあるだろうが、より満たされる消費のかたちは、感情がどう動いたかというところに鍵があるのかもしれない。

【調査概要】
調査期間:2026年3月1日〜3月7日
調査対象:マイボイスコムのアンケートモニター 1万1140人
調査方法:インターネット調査

プレスリリース

文=池田美樹

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