それは、片付けで心がけていることトップ7にも表れている。これも片付いていない理由と同様に、片付いていない人と片付いている人(544人)との項目の順位はほぼ変わらないが、片付いている人の方が、全体の割合は高い。1位は「物を使ったら元の位置に戻す」だが、片付いていない人は36パーセントなのに対して、片付いている人は51パーセント。以下、「物の定位置を決める」、「定期的に不用品を処分する」などと続く。とくに差が大きいのは、元に戻す、定位置、不用品処分のほか、「床に物を置かない」、「収納グッズを増やさない」の5点。

さらに、片付いている人と片付けられない人には、片付けに対する意識の違いもあった。片付けのメリットを尋ねると、ほとんどの項目でそう感じる割合が、片付けられる人のほうが高いという特徴が見られた。全体に、片付けられない人は、片付けることのメリットをあまり感じていないように思われる。とくに大きく差が開いたのが、「家が快適になる」、「気持ちが落ち着く」、「家事がしやすくなる」の3点だった。「家事がしやすくなる」は単なる気分ではなく片付けの具体的な効果だ。片付けられない人は、そこをあまり重視していない。

これらを踏まえ、整理収納アドバイザーのNagisa氏は、片付けが無理なく続けられるヒントとして次の5点を提案している。
・なぜ片付けたいのかを明確にする。
・使う頻度で仕分ける。
・動線上に住所(置き場所)を決める。
・収納グッズは最後に選ぶ。
・がんばりすぎなくていい、片付けの考え方。
片付けば、「探す・迷う・やり直す」という小さな無駄が減り、家事が「驚くほどラクに」なるということだ。Nagisa氏の詳しいアドバイスは、My Kaoくらしラボで見ることができる。


