私はこれまで、仕事のストレスがいかに従業員のエンゲージメントや生産性を阻害するか、さらには、蓄積されたストレスが燃え尽き症候群や脳の損傷を引き起こす可能性について、フォーブスに寄稿してきた。
大卒者たちは長らく、「高給を得るには過酷で、ストレスの多い、要求の厳しいキャリアが必要だ」と言い聞かされてきた。しかし、最新の研究はそれとは異なる見解を示している。そうしたトレードオフを受け入れることなく、高収入と心の平穏を両立させることは、多くの人が考えるよりも実現可能なことなのだ。
平均以下のストレスで年収10万ドルを超える9つの職業
トーカー・リサーチの調査によると、米国人の4分の1が30歳になる前に燃え尽きている。また、Z世代が燃え尽きを感じるピークの年齢は、彼らの多くが最初のフルタイムの仕事を獲得する前の25歳であることがわかった。これは米国の平均的な労働者よりも17年も早い。
キャリアを描き始めたばかりの世代にとって、これは過酷な現実である。若い世代の間では、仕事が最大の悩みごと(33%)であり、金銭(27%)とメンタルヘルス(24%)がそれに続く。
トップレジュメのキャリア専門家であるアマンダ・オーガスティンは、「高給と低ストレスの仕事は、必ずしも矛盾するものではない」と語る。「多くの人は年収10万ドル(約1600万円)以上の年収を得るためには日々のプレッシャーも仕方がないと考えているが、どこを探すべきかを知ってさえいれば、高収入でストレスが低いキャリアは実際に存在する」
トップレジュメによる最近の研究は、ストレスが低く、かつ高給を得ることができる仕事を示している。この分析では、初年度の年収が10万ドル(約1600万円)を超え、職場のストレスが全国平均を大きく下回る9つの職業が特定された。
本研究では、米労働統計局(BLS)が公表する『職業展望ハンドブック』のデータと、オーネットが公表する『ストレス耐性』スコアが利用されている。年収の中央値が米国平均の6万7920ドル(約1085万円)を上回り、ストレス耐性スコアが60以下の職業のみが対象だ。
さらに同研究では、BLSが公表する2034年までの成長率予測に基づいてこれらの職業をランク付けし、成長率で上位5つの仕事を特定した。以下に挙げるのは、年収が10万ドルを超え、かつストレススコアが全米平均を大幅に下回る職業である。給与額の高い順に紹介する。



