イラン、ホルムズ海峡通過に伴う「通行料」を課している可能性
3月中旬以降、イランが船舶の海峡通過に通行料を課しているという未確認の報道がある。海峡を安全に通過できた外国船舶はわずかな数にとどまっており、その中には中国とロシア所有の船舶が含まれる。BBCによると、中国、インド、パキスタン、フィリピンの船舶が通過しており、10日にはロシア船籍の石油タンカーが見たところ何の問題もなく通過した。
将来的には暗号資産で通行料を課す意向
イランは将来的に暗号資産を使って船舶に通行料を課す意向を示しており、同国の石油・ガス・石油化学製品輸出業者組合の報道官は先週ウォール・ストリート・ジャーナルに対し、1バレルあたり1ドルの関税になる可能性があると語った。トランプは12日、イランに通行料を支払った船舶を公海上で拿捕すると警告し、「違法な通行料を支払う者は誰であれ、公海上で安全な航行は保証されない」とトゥルース・ソーシャルに投稿した。
トランプ、ホルムズ海峡の封鎖を発表
トランプは12日、ホルムズ海峡の封鎖を発表した。同海峡は、イランが紛争初期に閉鎖し、ペルシャ湾からの石油やその他の商品の流れを遮断した重要な水路である。この閉鎖により、世界の原油価格は急騰した。
国際エネルギー機関(IEA)の推計によると、2025年に海上輸送された石油の約25%がホルムズ海峡を通過していた。 アジア諸国は特に大きな打撃を受けており、IEAの推計では2025年にホルムズ海峡を通過した石油の80%がアジア大陸向けだった。
ホルムズ海峡のさらなる混乱は、イラン最大の石油顧客である中国との対立を一層深める可能性がある。ロイターが報じた船舶分析会社Kplerのデータによると、中国は2025年にイランの石油の推定80%を購入しており、1日あたり約138万バレルに相当する。


