経営・戦略

2026.04.15 08:15

中古車販売店ランキング2026 オートバックスが5年連続で首位を獲得

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近年、人手不足による新車の納期遅延や、合理的な消費を志向する層の増加に伴い、中古車市場への注目度はかなり高まっている。購入の際は車両の品質や販売店の信頼性を見極めることが重要となる中で、実際の利用者がどの店舗を高く評価しているのか、オリコンが発表した2026年の「中古車販売店」顧客満足度調査によって明らかになった。

それによると、総合1位に輝いたのは5年連続で「オートバックスカーズ」だ。全7つの評価項目のうち「店の利用のしやすさ」や「中古車の品質」、「担当者の接客力」など、6項目で1位を獲得しており、圧倒的な満足度の高さを示している。

単に価格の安さだけを求めているわけではなく「購入手続き」や「アフターサービス」でも高い評価を得ている背景には、カー用品販売や車検・整備を主軸とする事業基盤がある。購入時にタイヤや内外装パーツの取り付けを相談できる利便性や、整備体制への安心感が、最終的な満足度へと直結していると言える。

一方、部門別や地域別ランキングに目を向けると、各社の専門性や地域に根ざした強みが浮かび上がる。車種別では、ガリバーが「輸入車」「SUV・クロスカントリー」などの車種別・ボディタイプ別の4部門で1位を獲得し、多様なニーズに応える在庫の幅広さを見せつけた。地域別では、関東でオートバックスカーズが2年連続で1位を獲得したほか、東海地方ではアップルが2年連続首位、九州・沖縄エリアではTAXが4年連続首位を守るなど、地域ごとにユーザーの支持が分散する傾向にある。

国産車部門においてもオートバックスカーズが首位となったが、僅差で続くTAXやONIX、アップルなどの企業も「担当者の丁寧な対応」や「予算に合わせた提案力」で高い口コミ評価を得ている。遠方からの購入であっても、担当者の誠実な対応が安心感につながったというユーザーの声もあり、デジタル化が進む中でも対面でのコミュニケーションや専門知識によるサポートは、高額な買い物において依然として大きなウェイトを占めている。

このように、中古車販売店の満足度は、店舗の利用しやすさから納車後のアフターサービスまで、一貫したサービス品質によって形成されている。自身の住む地域や求める車種、さらには購入後のメンテナンスまでを視野に入れて店舗を選ぶことが、失敗しないポイントとなるだろう。

出典:オリコン顧客満足度調査「中古車販売店ランキング(2026年)」より

文=飯島範久

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