レバノン攻撃は「裁判逃れ」との推測
イスラエルによるレバノンへの空爆継続がイランとの停戦合意を脅かす中、イランのセイエド・アッバス・アラグチ外相は9日、イスラエルと米国がネタニヤフを公判から遠ざけるために、意図的にイランとの紛争を引き延ばしているのではないかと推測した。アラグチはXへの投稿の中で「レバノンを含む地域全体での停戦は、(ネタニヤフの)投獄を早めることになるだろう」と述べている。
また、停戦交渉が崩壊した場合に備えてイランは「準備ができている」と付け加え、「もし米国がネタニヤフに外交を台無しにさせることで自国の経済を破綻させたいのであれば、それは最終的に米国の選択だ」と記した。
裁判所は、ネタニヤフの証言延期の要請を認めるかどうかについて、まだ判断を下していない。再開された裁判がどのくらいの期間続くのか、そして首相が最終的に有罪判決を受けるのかは不透明だ。ロイター通信によると、ネタニヤフが有罪となった場合、収賄罪で最長10年、詐欺罪と背任罪でそれぞれ最長3年の禁錮刑に処される可能性がある。裁判が進行する間もネタニヤフは首相職を続けており、たとえ有罪判決が出たとしても、イスラエルの法律では控訴中の続投が認められている。ヘルツォグは今のところ恩赦を与える意向を示しておらず、ロイター通信によれば、裁判の途中で恩赦を行うことはイスラエルでは前例がないことだ。


