ビッグフットの存在を裏づける確かな証拠として長く考えられてきた有名なパターソン・ギムリン・フィルムを、新たなドキュメンタリーが否定したと報じられ、ビッグフット信奉者は苦境に立たされている。
近く公開予定のドキュメンタリー『Capturing Bigfoot』はSXSW Film & TV Festivalで複数回上映されたが、一般にはまだ公開されていない。
本作を観た参加者は所見をオンラインに投稿しており、このドキュメンタリーが、何十年にもわたり人々の想像力をかき立ててきたあの有名映像を決定的に否定すると証言している。
パターソン・ギムリン・フィルムとは何か?
1967年、カリフォルニア州北西部の原野で撮影していたロジャー・パターソンとロバート・ギムリンは、森の中を歩く背の高い類人猿のような生物らしきものを映像に収めた。
映像は1分弱で、毛むくじゃらの二足歩行生物が、一般的にイメージされるビッグフットそのものの姿で、のっそりと立ち去りながらカメラの方をちらりと振り返る様子が映っている。
パターソン・ギムリン・フィルムはメディア界を爆撃するかのように登場し、映像の真偽をめぐる激しい論争が直ちに巻き起こった。
驚くべきことに、その論争は今日まで続いている。
その歩き方、筋肉の位置、撮影されていることに無関心に見える態度は、さまざまな分野の専門家によって際限なく分析されてきた。だが確かな合意には至っていない。動物学者、映像の専門家、特殊効果アーティスト、さらには着ぐるみデザイナーにまで意見が求められてきた。
ロールシャッハ・テストのように、背の高い男が着ぐるみを着ているだけだと見る者もいれば、この映像こそ正体不明の未確認生物を捉えたものだと断言する者もいる。
信奉者にとって、パターソン・ギムリン・フィルムは長らくビッグフットの存在を示す最強の証拠と考えられてきた。この映像は象徴的存在となり、ポップカルチャーでしばしば引用され、『The Joe Rogan Experience』でも執拗に語られてきた。
『Capturing Bigfoot』は、議論に終止符を打つとされる新映像を収録し、決定的な一撃を加えたようだ。



