40年前、2人のイタリア系米国人の配管工兄弟が世界を席巻した。マリオは『ドンキーコング』で「ジャンプマン」としてデビューしたが、弟のルイージとともに『スーパーマリオブラザーズ』に登場したことで、任天堂の顔となった。同タイトルは、ファミリーコンピュータとともに、低迷していた米国のビデオゲーム市場を復活させる立役者となった。
マリオとルイージが映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』で新たな冒険に挑む今、リーダーたちはこの兄弟の40年以上にわたる活躍から多くを学ぶことができる。
小さくても偉大になれる
マリオとルイージがニューヨークからキノコ王国へと続く土管に入ると、この小柄な配管工兄弟は、クッパにさらわれたピーチ姫を救出する使命を背負うことになる。クッパ軍団のノコノコやクリボーなど、次々と襲いかかる敵と戦いながら、王国内のさまざまなワールドのステージを進んでいく。最初の7つのワールドには偽のクッパが待ち構えており、最後のワールドの最終ステージでついに本物のクッパを倒し、姫を救い、キノコ王国を解放するのだ。
ゲーム開始時の小さなマリオやルイージのように、小規模な組織や企業が市場や業界に参入する際、無限のリソースと支援を持つように見える大手競合に挑むことは、圧倒されてしまうように感じられるかもしれない。しかし、一度に1つの課題に集中し、創造的な解決策で問題に取り組み、信頼できるパートナーや忠実な顧客とともに前進し続けることで、新興の組織は各ステージを攻略し、より大きな競合と渡り合い、最終的な成功に近づくことができる。
組織をパワーアップさせるチャンスを活かせ
『スーパーマリオ』シリーズのビデオゲームでは、マリオ、ルイージ、そして仲間たちが遭遇するさまざまな敵を倒すために、適切なパワーアップアイテムを活用することが不可欠だ。
成長して攻撃に耐えられるようになるスーパーキノコ、敵にファイアボールを投げられるファイアフラワー、兄弟を無敵にするスーパースターなど、クッパとその軍団を倒す鍵の1つは、これらのパワーアップアイテムを見つけ、適切なタイミングでその能力を活用することにある。
ゲーム内でパワーアップがユニークな機会を提供するのと同様に、リーダーにとってもビジネスや組織を前進させる独自の機会を活かすことが重要だ。こうしたパワーアップとは、適材適所の人材採用、創造的なSNSキャンペーン、顧客からの提案の採用、テクノロジーの活用、あるいは相互にメリットのあるイベントを企画するための他組織との提携かもしれない。成功するリーダーは、組織を「パワーアップ」させ、より速く成長し、チームが目標を達成できるよう、適切な戦略や機会を活用している。



