新生活が始まり、環境や人間関係が変わるこの時期。なんとなく気持ちに余裕がなくなり、人に対しても少しきつくなってしまった——そんな感覚に心当たりはないだろうか。大王製紙が「心のゆとりとやさしい行動」の関係性について調査を実施したところ、現代人の多くがゆとりを失っている一方で、ゆとりの有無が人への接し方に大きく影響していることがわかった。
【調査概要】
調査対象:全国15~69歳男女600名
調査期間:2025年12月19日~12月21日
調査方法:インターネット調査
調査実施者:大王製紙株式会社
心のゆとりがある人は約3倍やさしい
過去1年間の自身の「心のゆとり」について聞いたところ、全体の約6割が「ゆとりがなかった」と回答。さらに、「心のゆとりがあった」と答えた人の約8割が、人や社会に「やさしくできた」と実感しているのに対し、「ゆとりがなかった」人ではその割合は3割以下にとどまった。心のゆとりがある人は、ない人に比べて約3倍近くやさしくできていることになる。


やさしくできた具体的な行動としては、「電車で席を譲る」「道案内をする」「ゴミを拾う」といった日常のひとコマから、「ボランティアに参加する」といった社会的な行動まで幅広く挙げられた。
心のゆとりを奪う5つの要因
「心のゆとりがなかった」と回答した人にその要因を聞いたところ、大きく5つのタイプに分類された。最も多かったのは「やることが多く予定に追われていた」といった時間的な余裕のなさで、特に50代で高い傾向が見られた。また30代以降では「将来の不安」や「物価高」といった経済的要因が強くなり、30代では「慢性的な疲れや睡眠不足」といった体調面の負担も顕著だった。一方、10代では人間関係のストレスが突出しており、さらに10~20代では「SNS疲れ」など情報過多による影響も確認された。

心身の不調にもつながる「ゆとり不足」
心のゆとりがないことで生じる変化としては、「些細なことでイライラしてしまう」が最も多く、次いで「趣味への関心が薄れた」「体調を崩した」などが挙げられた。心のゆとりの有無が、精神面だけでなく身体面にも影響を及ぼしていることがうかがえる。

一方で、人や社会にやさしくできたと感じた人にそのときの心境を聞くと、「満足感や幸福感が高まった」「さらに他の人にもやさしくしたいと思えた」といった変化が見られた。

やさしさの行動は、相手だけでなく自分自身にもポジティブな影響をもたらしているようだ。
まずは「自分にやさしく」
では、どのようなときに「心のゆとり」を感じるのか。調査では、「趣味や好きなことに没頭できたとき」「美味しいものを食べたとき」といった、日常の中のシンプルな瞬間が挙げられた。

やさしさは個人の性格によるものと捉えられがちだが、今回の調査からは、その前提として「どれだけ心に余白があるか」が大きく影響していることがわかる。忙しさや不安の中で自分を後回しにし続ければ、いずれ余裕は失われていく。まずは自分自身をいたわり、心にゆとりを取り戻すこと。それが結果として、周囲へのやさしさにつながっていくのではないだろうか。
引用元:大王製紙 「エリエール調べ」



