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2026.04.11 17:00

カップルが幸せを長く維持するために、「相性よりも大切」な3つの習慣

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多くの人は長期的な恋愛関係における幸福とはすでにあるもの、あるいは避けられない感情の平板化によって徐々に失われていくものだと考えている。

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私たちは「ときめき」は有限のリソースだと恐れ、愛とは退屈や変化、有害な要素といったものから必死に守らなければならない、今にも消えそうなロウソクの火だと刷り込まれてきた。だがデータはまったく異なるストーリーを示している。

数十年にわたる追跡調査によると、特定のカップルは単に幸せを維持しているだけではない。「習慣」として認識されないほど目立たないが極めて具体的な一連の行動を通じてひっそりとその幸せを守り続けている。

驚くべきことに、これから紹介する3つの習慣はコミュニケーションの仕方や対立の解決法、愛情表現とは関係がない。もっと独特で、カップルに関する説得力のある近年の研究によって裏付けられている。

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1. パートナーを目標を共有するチームメイトとしてみる

カップルに関する研究の多くは「私たち」、つまり子育てから住宅ローンの管理に至るまで、カップルが一緒に行うことに焦点を当てている。だが、専門誌『Personal Relationships』に2024年に掲載された研究はこの前提を覆した。カップルの関係の質を最も強く予測する要因の1つが「知覚されたパートナーの道具性」、つまりパートナーが自分の個人的な目標にどれだけ役立っていると感じられるかであることが示された。

これは家事の分担や金銭面での共同の目標についてではない。あなたのキャリアにおける野心や個人的な創作活動、自己成長においての話だ。そして興味深い点がある。幸せなカップルはこうしたサポートをより正確に認識するだけでなく、より寛大にとらえている。パートナーが明確に助けになってくれなかった部分を補うことが多く、満足感の自己強化ループとして機能する「助けになるパートナー」というバイアスを維持している。

この研究論文の著者たちは450人以上の成人を調査し、関係の質が高い人ほど、客観的な現実にかかわらず自分の夢を追求する上でパートナーが重要な役割を果たしていると感じる傾向が強いことがわかった。

さらに、2018年の研究ではこの認識は単なる幸福の副産物ではなく促進するものであることが示されている。パートナーを目標達成に欠かせない存在だと見なしている人は3カ月後の満足度が明確に高かった。逆にパートナーを自分の成長の障害だと感じると、感情の共有の減少や親密さの低下にすぐさまつながる。

フィットネスの目標や昇進、創作活動など、最後に自分の目標に向かって努力したときのことを思い出してほしい。その際、パートナーが自分の味方だと感じただろうか。幸福なカップルは単に一緒に人生を歩むだけではない。互いの人生を応援し合っている。

次ページ > 習慣が「相性」より重要である理由

翻訳=溝口慈子

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