フルリモートより年収を取る現実主義
もうひとつ目を引くのが、働き方の優先順位だ。もし新卒に戻れるなら「年収250万円でフルリモート」と「年収500万円で週5日出社」のどちらを選ぶかという問いに、78.4%が後者を選んでいる。自由な働き方への関心が高まっているとはいえ、年収を倍にしてまで手放すかと問われれば、現実的な判断が勝るということだろう。

新卒時には見えなかった職種の選択肢が、経験を経て浮上してくる。クリエイティブ系や企画職への志向が高まる背景には、現場を知ったからこそ見えてきた「やりたかった仕事」への志向がありそうだ。
『女の転職type』編集長の小林佳代子氏は、多くの人が別の道を選ぶと答えた事実を「実際に働いてみて初めて『自分にとっての正解』が見えてきた証でもある」と読み解く。今後の会社選びは、どの会社に入るかだけでなく、入社後にどう経験を積み、キャリアを広げるかという視点がより重要になっていくのかもしれない。
【調査概要】
調査期間:2026年2月17日〜2月24日
調査対象:女の転職type会員245人
調査方法:Web上でのアンケート
出典:キャリアデザインセンター「女の転職type」第125回アンケート「新卒に戻れるなら?」


