ビットコインはこの24時間で上昇し、安堵感からの反発ラリーで1ビットコインあたり7万ドルを突破した。この上昇はまだ始まったばかりかもしれない。
ビットコイン価格は、1ビットコインあたり6万ドル強の安値まで急落して以降、約20%急騰している。イーロン・マスクがビットコイン価格の大胆な予測を煽ったことも追い風となった。
現在、トレーダーたちがビットコイン創設者サトシ・ナカモトの正体が明かされることに身構えるなか、ウォール街の大手銀行がビットコイン市場を大きく揺るがそうとしている。
上場通知によると、ウォール街の巨人モルガン・スタンレーは米国時間4月8日、ビットコイン上場投資信託(ETF)をローンチした。これにより同行は、米国のビットコインETFを提供する初の大手商業銀行となった。
同行のビットコインETFは、市場をリードするブラックロックのビットコインETFや、現在市場に出回っている他の主要な現物ビットコインETFの大半よりも手数料が低く設定されており、競合他社が競争力を維持するために手数料を引き下げる圧力となる可能性がある。
「ゲームの始まりだ」と、ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ジェームズ・セイファートはXに投稿した。
モルガン・スタンレーのビットコインETFがすぐに大きな市場シェアを獲得するとは予想されていないが、アナリストらは、顧客に代わって6兆2000億ドル(約992兆円)相当の資産を運用する同行の1万6000人のウェルスアドバイザーが、状況を一変させる可能性があると指摘している。
「このローンチが特に興味深いのは、現物ビットコインETFを発売する初の銀行となり、しかもこの銀行が6兆ドルの資産を運用する1万6000人のアドバイザーを抱えている点だ」と、ブルームバーグ・インテリジェンスのETFアナリスト、エリック・バルチュナスは以前Xに投稿し、これらのアドバイザーは「裕福なベビーブーマー世代の資金にとって究極のゲートキーパーである」と付け加えた。



