メタに対しては複数の訴訟も
メタは現在、未成年者にとって有害な依存性の高いアプリを設計したとする複数の訴訟に直面している。最近ではニューメキシコ州の裁判で同社のプラットフォームが子どもの搾取を助長したとの判決が下され、3億7500万ドル(約593億円)の損害賠償金の支払いが命じられた。また、カリフォルニア州でも、ソーシャルメディア依存症の訴えにおいてメタ側の責任が認められ、子どもが依存するようにアプリを意図的に設計したと訴えた女性に対し、300万ドル(約4億7000万円)の損害賠償金を支払うよう命じている。
メタは競合とのAI競争の中で障害に直面しており、2025年にリリースされたLlama 4は期待外れのパフォーマンスに終わった。同社は2025年夏、スケールAIの議決権のない株式49%を約140億ドル(約2.2兆円)で取得し、その創業者であるワンを自社のスーパーインテリジェンス・ラボ(編集注:メタのAI研究組織)に加えた際、AIへの投資加速を開始した。
その数カ月後、メタは2028年までに米国で6000億ドル(約94.8兆円)をAIインフラに投じると発表した。ブルームバーグによれば、2025年には人員削減も行われ、現在は消滅したメタバースの開発を担当していたリアリティ・ラボの従業員を含む数百人が解雇された。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、同部門は800億ドル(約12.6兆円)の損失を記録していたとされる。これは、VRプラットフォームであるHorizon Worldsの月間アクティブユーザー数を50万人にするという目標に対し、実際には20万人に満たなかったことが原因とされている。


